双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

動いて治す

|太極拳|


冬場は寒さや冷えから体が強張り、きゅうっと筋肉が縮こまる所為か。
腰だの背中だの腿裏だのと、あちこちが固まって痛みが出る。
そうなると億劫となって、更に動かさなくなるからいけない。
やはり体は常に動かして居ればこそ、かしらねぇ…と久しぶりに
稽古へ出掛けたら、いやはや。こんなにガチガチになって居たとは(笑)。
筋肉の使い方を意識しながら、無理せぬよにイテテイテテと動かし、
次第に体が温まってくるに連れ、心なしか軽くなった気もすれど、
サボってすっかり鈍らとなったところへ、二時間の稽古はさすが堪えた。


帰って猫らのお世話して、風呂に湯を張り、夜具を換えて洗濯物を畳む。
前かがみの姿勢でふと気付けば、ん?腰、楽になってる?
成る程。体の痛みは動いて治す、と云うことなのねぇ。オホホ。

園芸覚え書

|庭仕事|


以下、作業日誌。

【二月二日】
鉢植えバラの土替え

  • 『Mme.ピエール オジェ』(8号鉢)
  • 『ヴィックス・カプリス』(8号鉢)
  • 『サフラノ』(8号鉢)
  • 『Mme.アルフレッド・キャリエール』(10号鉢)

剪定を済ませた鉢植えの土替え。根を崩して一回り小さくしてから鉢へ戻し、予め混合しておいた自家製用土*1で植え付け。ひと月程前に拵えて空き袋に入れておいたのだが、いざ使おうと開けてみると、白い蜘蛛の巣状の…カビ?ああ、そうか。どうやら今回初めて加えたカニ殻のお蔭で、見事な放線菌が地味に育ってくれて居た模様。しかも用土全体にまわって良い具合である。よしよし。土替えの後、月桃の葉の堆肥で株回りをマルチングして終了。


花壇の刈り込み

冬枯れのまま放置された、季節同様に寒々しい花壇を大雑把に刈り込んで整理。チェリーセージの大株は枯れても尚、わしゃわしゃ。灰色と茶色ばかりで死んだよに殺風景なところが、春になると云うと、それまでのがウソみたいにぶわあっと、もりもりと、瑞々しい緑に溢れ返るのだよねぇ。生命の営みよ。

【二月三日】
地植えバラの根切りと用土足しなど

  • 『Mme.ピエール オジェ』(地植え)
  • 『ラ・レーヌ・ビクトリア』(地植え)
  • 『リトル・ルチア』(地植え)

根の張った『ラ・レーヌ・ビクトリア』はスコップで塩梅良く根切り。其々の株周りをぐるっと掘り返し、EM牛ふんとニームケーキ、カニ殻、バーク堆肥、そして鉢植えの土替えで余った用土も足して、しっかりとすき込む。仕上げに月桃の葉の堆肥でマルチング。

後は地植えの蔓バラさんたちの誘引作業を残すばかり。天気の良い穏やかな日を選んで今月中には終わらせたい。

*1:赤玉中3、赤玉細3、腐葉土2、バーク堆肥1、EM牛ふん1。+ニームケーキ、パーライト、もみ殻燻炭、カニ殻を各一掴み。

気抜けと帳尻と園芸覚え書

|雑記|


朝から調子の狂うことばかりで、全く冴えない、全くぱりっとしない日。
一つ狂ったところから後も連られてしまうと、なかなか容易には浮き上がれず、
気の抜けた半開きの目のまま午後を迎える。客足の途切れたところで庭仕事へ。
無心になって剪定作業に没頭する内、いつの間にか息を吹き返して居た。
夜の帳が下りてからは、ぽつりぽつり、お一人様の粛々と集う様に安堵し、
終わり良ければ何とやら、かな。などと、地味に帳尻の合った格好。


|庭仕事|


以下、作業日誌。

バラの剪定、及び葉落とし作業

  • 『Mme.ピエール オジェ』(地植え)
  • 『ラ・レーヌ・ビクトリア』(地植え)
  • 『リトル・ルチア』(地植え)
  • 『Mme.アルフレッド・キャリエール』(10号鉢)

外気温は低くとも、風が無いのが有難い剪定日和。午後の空き時間に、脚立担いでえっちらおっちら。


壁面での全体バランスを考えつつも、小枝の混んだ部分やら傷ついた大枝は、躊躇なくバッサリと。昨年伸びたシュートも必要な分だけ残して、すっきり且つ塩梅良く剪定。尚、今回は冬作業が遅れた所為か、九割程の葉が既に落葉してくれて居たので助かった。何せ、園芸用手袋をして居ても棘は容赦ないのだ。
さてと。是にて全てのバラの剪定と葉落としが終了し、一安心と云ったところか。尚、ワイヤーへの誘引作業は後日改めて行う予定。

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