双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

もがもがとかじたばたとか

|雑記|


もがもがじたばたとして六月が過ぎ、そうして七月となった。
七月となっても、未だ同じよにもがもがじたばたやって居る。
梅雨だと云うのに、既にいっぱしの真夏のよな無情の日も在り、
ただでなくとも気抜けたところへ、更なる気抜けを乗せてゆく。

畑で採れたばかりの玉蜀黍と胡瓜、南瓜がやって来たので、
億劫とならぬうちに、ささと体を動かして台所へ立つ。
台所で支度して、切ったり炊いたり洗ったりして居ると、
さっきまでの気詰まりやら不安やらが、すうと治まってくる。
解決したわけでは無いのだろうけれども、一先ず落ち着ける。
一先ず落ち着いたら、気持ちは切り替えられる。
台所はしばしば私にとって、そう云う場所なのだと思う。

日めくり暦は、すっかり半分の厚さとなってしまった。
果たして早いのか、遅いのか。
進んでいるのか、いないのか。
或いは、どちらでも無いのだろか。
分からぬけれど、とりあえず今日もこうして生きて居る。

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