双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

夏の残り

|雑記|


お盆が終わった途端に、風も空も、秋。
たった一夜にして、こうも見事に入れ替わるものかしら。
尤も。数日後にはまた、元に戻ってしまうみたいだから、
この手のペテンに、ほいほい惑わされてはいけない。
今年は母方の祖母の新盆だったので、二日ほど
店を休んでせかせかと慌ただしく過ごし、その後も
仕事に戻れば戻ったで、店開けから午後三時四時まで
途切れることのない忙しさに、軽口のひとつも出ず。
しかし是も「明日で終わる。もう一日だけ」と思えば、
白目を剥きながらも、何とか耐えられよう。


アーロン爺のお盆の乗り物は、いつも通りの茄子の牛*1
行きも帰りも、のんびりで結構。とは云え、
やや細身でしゅっとした、様子の良いのを選んだ故、
程好い速さで、乗り心地も宜しかったろうと思う。
嗚呼、夏はあとどのくらい残って居るのだろか。

*1:生憎、仏壇のスぺエスの都合上、胡瓜と茄子の両方を置く余裕が無いので(笑)。

<