双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

生存報告、或いはオノデン坊やが未来を運ぶ

|戯言|


秋の物見遊山の狂騒がピークを迎えつつある中、我々は今年も又、ありがた迷惑とも云うべき、まったく望みもせぬ二次的被害を日々被って居る訳なのだが*1、有象無象の不躾に右へ左へ振り回され、すっかり磨り減って、さながらボロ雑巾の如くに草臥れては、正気を失いかける度、ひとり物陰に「エコエコアザラクエコエコアザラク......」と呟いて白目を剥いたり「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり......」と唱えて悪魔を召喚したり、閉店後の誰も居ない店内で、ひとり床へモップを滑らせながら、朗々と「オノデン」のCMソングを歌い上げるなどして、気を紛らわし、辛うじて正気を保って居たのであった...。

*1:もう十分過ぎる程うんざりして居るにも拘わらず、この気狂い沙汰ときたら今月末までまだ続くのであるよ。くわばらくわばら。

<