2017-11-23 六年 |猫随想| アーロンが彼岸へ渡ってから六年。 命日に供えたのはレースフラワー、一枝のエリカ、エリンギウムに 落ち着いた色味のカーネーション・バーガンディーも。 命日くらいしみじみしたいもんだ、と思って居ても、 季節柄、ただ慌しくバタバタと過ぎてしまうんだな。 今年もやっぱりそうだった。 疲れ切って店を仕舞って、ようやっと人心地ついて、 珈琲を淹れて、アーロンの遺影と差し向かい。 今朝、裏手の野原にうっすら霜がおりたよ。 そうだね。もうじき、冬が来るね。