双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

四十路の勉強

|雑記|


ここ数週間程、雑記帖を放ったらかして何をして居ったのか、と云うと、柄にも無くせっせと「お勉強」に勤しんで居たのである。仕事の合間に、帰宅後に。教科書開いて、蛍光マーカーでライン引き引き、もりもりとノートを取り。日々大量に死にゆくばかりであった脳細胞に、目一杯働いて貰うべく、やれ、アルギニンだリジンだ脂肪酸だ。Tリンパ球だ脾臓上皮小体だ。腎愈だ風池だ経絡だ.....と四十路女が老眼に目を細めながら、はてさて、何をおっ始めたのやら。実は、十月に入ってすぐの頃より、動物のホリスティックケアについて学べる通信講座の受講を始めた次第。*1
教科書は二冊。食と病気や食事に関する基礎知識、栄養学、生理学、解剖学、マッサージ、バッチフラワーレメディ等々。全部で十三章から成り、ホリスティックケアに必要な知識を、多方面から基礎的に学べる内容なのだけれども、自分の好きなペースで好きなよに学習すれば良いので、私のよな職業の人間には有難い。尚、この講座は”養成講座”と云うことで、規定の小テストを全て完了し、その後の最終認定試験に合格すると”ホリスティックケア・カウンセラー”なる資格が貰えるのだが、資格と云っても協会認定の民間の資格なので、是を持って居たとて特にどうと云うのじゃなし。まぁ、頑張って勉強したご褒美みたいなものだろか(笑)。肝心なのは資格云々ではなく、学んだ内容をしっかり自らのものにして、実際に生かすことであろうよ。
先頃、六段階在る小テストを全て終え、後は最終認定試験を残すのみである。些か急ぎ過ぎか(笑)。そもそもが興味の在る事柄だったため、既に知識として持って居た部分も幾らか在ったし、内容的にそれ程難しく感じなかったことも在るけれど、何より自ら好きで学びたい、知りたいと云う学習意欲故に、ぐんぐんもりもり学んで居たら、さかさかと進んでしまったのかなぁ、と。自らがやりたくもないのに、嫌々やらねばならぬ勉強程ほど辛いものは無いけれど、その逆なら実に愉しく、面白く、早く先へと進みたくなるものだ。
さてと。風呂に入ったら、復習復習。

*1:「スタンダード」と「ウェブ」二つのコースが在り、後者を選択。映像教材やテストもウェブ上で行なうため、受講料が断然お得なのである。

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