双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

四十路の試験

|雑記|


先週末、件の『ホリスティックケア・カウンセラー養成講座』(◆)の最終認定試験を受けた。合格した。満点であった。
が、別段驚くよなことでもない。と云うのも、試験が思いのほか簡単であったためで、余程のことでも無い限り、大抵の人は一回*1で合格できよう(笑)。因みにウェブコースを選択した場合、全六回の小テスト(結果は最終試験の合否に関係無し)と最終認定試験の何れも、講座受講生専用のページからウェブサイト上で受験(制限時間在り)。終了後は即時に結果が分かる仕組みなのだが、この小テストからして、実に易しいと云うか、全ての問題が選択問題。四つの回答の中から正しいもの、或いは正しくないものを選びなさい、ってんで、こちらの検討がまるで外れた格好で些か困惑するも、否々。さすがに認定のかかった最終試験ともなれば、小手調べの小テストとは異なり、例題を使った計算問題なども用意されて居るのだろうし、或る程度の難易度は覚悟しておかねばなるまい、と。
恐らくは、かなりの高確率で出題されるであろう、一日当たりのエネルギー要求量を求めるための犬と猫、それぞれの活動係数やら何やらを再度確認するなど、ざっと一通りの復習の後、いざ。心して最終試験の「受験する」ボタンをポチっとな。程無くして現れた画面には、先ず試験の概要と注意点が。ふむふむと読み進めると.....ん?
「できる限りテキストを見ないで受験して下さい」
えーっ(笑)!確かに、完全通信講座と云う性格上、当然テキストを見ながら受験することは可能であろうけれども、そうは云っても一応、受講生の殆どは皆、良い歳の大人なんだからさ...。しかし、中にはそう云う人も居るのだな。そんなことにすら微塵も考えの及ばなかった私は、単に馬鹿正直なのか、はたまた相当抜けて居るのか。果たして肝心の最終試験の内容はと云うと、是が実に、小テストと変わらぬと云うのか、計算問題も、書き問題も一切無しの、お馴染みの選択問題なのであったよ。
とんだ取り越し苦労だったには相違無いが、本来、学習とは試験のためにするものでは無い訳で、何より肝心なのは学んだ内容がしっかり身に付くことであろう。この講座で学べる内容は、あくまでホリスティックケアの必要にして基礎的な部分、つまりはほんの入り口であって、是で充分と云うことは無い。更に深く学びたい項目については、教科書や協会HPで紹介されて居る推薦図書などを参考に、興味の赴くままどんどん学んで、どんどん実践すれば良いのだ。私は勿論、そうするつもりだし、是は生涯に渡ってずっと取り組んでゆけるものだと思うんだなぁ。

*1:万一不合格であっても、二回の追試が受けられる。

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