双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

眠る猫

|暮らし|


本日のサラメシ。

佃煮海苔御飯・味付け卵・自家製梅干・鶏肉と野菜の中華マリネ・余り野菜としめじのナムル・牛蒡サラダ


ここ数日の昼食は、ずっと弁当。
午前中の仕込みのついでに拵えて、詰めて、包んで、置いておく。


|猫随想|


昨日のこと。冷たい雨降りの水曜日。
出勤すると、剣菱嬢は未だ寝箱の中でお休み中だった。
雨の一日中止みそうもないのを、本能で知って居るのだな。
昼近くになって再び覗いてみると、未だ熟睡の様子で、
午後になっても全く起きる気配が無く、ぴくりとも動かない。
雨がやがて雪へと変わった、午後三時半頃。
ようやっと寝箱から這い出した剣菱は、大きなあくびを一つと、
大きな伸びを一つ。御飯をよそって持って行ったら、
半分寝ぼけ眼のまま、しかしながら威勢良く平らげて、
食べ終わると、すぐに寝箱へ戻って又寝てしまった。
午後五時。いつの間に起きて居たのか。
剣菱はニャーと鳴いておかわりを催促した後、躊躇しいしい
雪の中巡回へ出掛け、小一時間程で戻って来たと思ったら、
今度は花台の上で、こくりこくり。むっちりした饅頭みたいに
丸まって居た。暗くなってから寝箱にカイロを入れてやって、
さあさ、お夕飯をどうぞ。今度もきれいに平らげ、
満足気に目を細めながら、花台の上で毛繕い。
暫くすると、寝箱の中へ入って、もう就寝の様子である。
昏々と、昏々と。一体、どれだけ眠るつもりなの。
ここはお前にとって、たった一つ、安心できる場所。
そうだね。ここはもう、お前の”家”なのだよね。

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