双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

ネコ目ネコ科 其の三

|手仕事|


地味にチクチク製作を続けて居る、ネコ属云々イエネコ装身具。
先頃新たに加わった、男盛りな二匹の男子をご紹介。


米短毛君。

アメショのよな、主張もコントラストもはっきりした縞模様は、ぐずぐずと躊躇しながらやると大抵が失敗を招くので「えいっ」と覚悟を決めて、潔くチクチクと刺し付けましたヨ。地色の薄いグレーを全体へ均一に着色するのも一苦労で難儀しましたが、何とか様子良く仕上がったでしょうか。


キジ白さん。

キジ猫の着色は意外と難しく、大抵は二〜三色を混ぜながら塩梅を探ります。こんな猫、何処かに居そうだよなぁ、と思いながら拵えて居て、いざ出来上がってみたら、あらまあ!見れば見る程、昔実家に居た”ふうちゃん”*1にそっくりじゃないですか!手先に記憶が沁み付いて居たのかなぁ...。


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さて。わんさか拵えた猫たちも、一匹、また一匹と手元を離れ、半数が里親さん(?)の元へと貰われて行きました。ちと寂しいよな気も致しますが、心善き主に引き取られて、皆仕合せになって居ることでありましょうや。

*1:頭が巨大で”爆弾おにぎり”なんて渾名でしたのよ(笑)。

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