双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

双六前途多難

|太極拳|


午後から太極拳。十二式は”高探馬”までの套路を、皆で通し稽古した後、一人ずつ先生に細かく見て貰う。休憩を挟んで、私はベテランYさんに、続く套路の個人指導を仰ぐ。

  • 十三式:右蹬脚
  • 十四式:双峰貫耳
  • 十五式:転身左蹬脚

自宅稽古の甲斐在って”双峰貫耳”へ移る際、
ヨロヨロせず、グッと踏ん張りがきくよになった。
片足立ちの蹬脚は、せいぜい腰の高さまで
上げるのが精一杯で、それだって毎回脚が攣りそに
なるくらいなのだけれども、達人クラスともなると、
糸で吊ったよにピンと高く真上に脚が上がって、
それはそれは、実に格好良いのである*1
「だいぶ覚えたね。じゃ、続きもやってみる?」
続く”左右下勢独立”は、低い体勢からの片足立ちや、
歩型や手法など、初めての動きも多く難しい。案の定、
仆歩(プーブー)の体勢で脚を開き過ぎ、固まって動けず。
「まぁ、初めはそんなもんよ。大丈夫、大丈夫!」
太極拳双六は再度動き出したものの、
やれやれ、習得は前途多難であるよ。

*1:Yさん曰く「私だって先生だって、あんなの無理よー(笑)」

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