双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

弁当と金田一

|暮らし|


金曜日のサラメシ。

佃煮海苔御飯、梅干、胡瓜のナムル、豚肉のサルサソース、煮玉子、いんげんの生姜炒め。


|映画|


昨夜、録画してあった市川崑監督『獄門島』を観る。
若かりし大原麗子の意志の強い清楚な美しさや、
たとい下女役であっても美貌の隠せぬ司葉子
気っ風も宜しく色気さえ豪胆な太地喜和子
と云った昭和の映画女優らに見惚れる一方で、
私はこのシリーズの坂口良子が好きである*1
どろどろと怨念渦巻く忌わしき物語の中、
彼女の溌剌とした明るさは、一服の清涼剤。
何しろ、あのキラキラしたかあいらしさったら!


因みに市川監督の金田一シリーズでは
病院坂の首縊りの家』がお気に入りである。
他の作品と比べると、放映される機会が極端に
少ない気がするのだけれど、はて。何故だろか*2
佐久間良子は云わずもがなとして、桜田淳子
実に、ぞっとするくらい美しく見えるんだよなぁ。
又こちらでは、草刈正雄良子ちゃん的役回り。
無精髭の風来坊風情であるにも拘わらず、
まるで少女漫画みたいな美貌だもので、
画面に出てくる度、ぽーっとなるのである(笑)。

*1:お馴染みの三木のり平も好き。

*2:シリーズ屈指(だと思う)の忌わしさと、物語の複雑さの所為なのかしら。確かに地味と云えば地味で、華やかさは薄いけれども...。

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