双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の八

|小屋仕事|


久々にからり晴天の休みと相成り。丁度先日、貰い受ける予定のドアの寸法*1を聞くことができたので、昼を食べて午後から小屋仕事に取り掛かり、入り口側のパネルを仕上げてしまうこととする。是を済ませれば頭つなぎの材が乗るので、上部パネルも取り付けられよう。
予め四角く組み付けておいた枠の間へ、ドア幅に合わせて材を二本入れ、其々をビス留めした後、丸鋸でL字形に切り欠いたコンパネを貼る。材が反って居る部分は、ここでググっと押しながらコンパネの線に合わせてビス留めして修正。続いて頭つなぎの材を取り付けたところで、一寸休憩。床に腰掛けて炭酸水を飲んで居ると、畑の向こうから雉が鳴くのが聞こえてくる。風の爽やかな、気持ちの良い午後である。


暫しの休憩の後、さてと。いよいよ上部パネルの枠を、先程の頭つなぎの上へ乗せる作業に取り掛かる。先ずは勾配の高い方、つまり水上側から。未だコンパネを貼って居ないのに結構な重量だもので、脚立に立ちながら一人で持ち上げるのはなかなか大変であったが、弥次郎兵衛の要領で枠の中央辺りを支えて、慎重にゆっくり持ち上げるとふらつかず、何とか無事上へ乗せることが出来た。水下側にも同様に乗っけて、端から順にビス留めしてゆく。ここでも材の反って居る箇所が在ったが、力技で修正。多少の隙間は、例によって許容範囲内としたい。
是で四方全ての壁パネルが仕上がり、何と無く地味に棟上(と呼んでも良いのかな?)が済んだ格好となるも、上棟式は...無い(笑)。ここまでの作業で凡そ三時間と少々が経過。剣菱がちょろりと顔を出したので、いつものよに餌を用意してやって、自分も一休み。もう四時過ぎかぁ。陽も長いし、上部パネルの枠にコンパネを貼ってしまおう、とも考えたのだけれど、焦って急ぐと碌なことにならぬので、今日の作業は是にて終了とした。水曜は雨との予報であるから、明日には隙間のコーキングと防水紙貼りを済ませる予定。


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祝・上棟!の図。

入り口側にもようやっとパネルが納まり、是で四方の壁面全てが仕上がりましたヨ。目立つ隙間をコーキングで埋めた後、壁の上からぐるりと防水シート紙を貼れば、今後の雨も心配ないかと。屋根の無い天井については、ブルーシートで覆う際の助けにコンパネの端材を渡してあります。手前の開口部には後程、下を除く三方に2x6の枠を入れてドアを取り付けるのですが、何せ未だ現物を手にして居ないので、ちゃんと納まるかどうかが、ちいと心配。否、かなり心配...(笑)。


水上側の壁。

上部に乗せた、水上側と水下側の両枠にコンパネを貼り終えたら、今度は入り口側と小窓側の両サイド、勾配の付いた妻小壁に取り掛かります。が、現時点では図面が出来て居らず、恐らくは現場で実寸を図りながらの作業となる上、何せ勾配に合わせて、材料は角度を付けて正確にカットせねばならぬため、この作業が次なる難関となりそうです...。

*1:廃材のアルミ製玄関ドアなのだが、縦寸法が二メートル強と大きいため、こちらの枠の高さに合わせてカットして下さる、とのこと。

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