|雑記|
ロベール・ブレッソンを観ながら、想う。
ロバと云う生きものは何故にああも、もの哀しいのか。
胸苦しいよな、ぎゅうと締め付けられるよな。
あの説明のつかぬもの哀しさは、一体何処から来るのだろ。
重い積荷には不釣合いの小さなからだと、
抗うことを押し殺した、あまりに穏やか過ぎる佇まい。
寂し気に潤んだ、伏目がちの黒い瞳。
昔から、どうもロバには弱くていけない。
”Where there's life, there's hope."
― Terence
そんな本日のお茶のお言葉は、テレンチウス氏。