双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

化粧

|雑記|


世の女性方は大体において、化粧品など、美容に
関わる品々に重きを割いて居ることと存知る。
かく云う私はと云えば、化粧品の類に手間もお金も
殆ど割かぬので、同世代の身近な女性らの美容事情を
知るにつけ、そっ、そんなに?と驚くばかりだ。
それもその筈。眉毛を若干書き足したり、薄く紅を
差したりと云うよなことを除けば、先ず化粧をする
と云うことが無い。洗顔にしても、いつも生協にて
買い求めて居るよもぎせっけんで、これは浴用と兼用。
化粧水も同じく生協のへちま水、と至って簡素なもの。
加えて仕事柄、マニキュアとも香水とも無縁と来る。
祝い事の席などに出向く折に、たまの化粧を試みる
こともあるのだが、元来が顔の造作の大きい分、
紅をほんの濃くしただけでも、妙に派手な具合で
鏡に映るものだから、結局はうっすら程度に直して
しまうことが多い。勿論、己の器量について誉められた
試しなど、只の一度も無いけれど(笑)、それでも
至極たまにではあるが、他所様から
「何かお肌に特別なこと、なさって居るのですか?」
と聞かれて、一人密かにほくそえむことも在る。
色白は七難隠す、と昔から云いますからな。フフフ。
それだけが、唯一の取り得か。


よもぎせっけん 4個箱

よもぎせっけん 4個箱

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