双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

初夏の色

|日々| |音|


ゆらりとした手触りの朝から始まった、日曜日。
嗚呼、今日もこのまま終わるのかしら。などと
惚けて居たら、午後より次第に人の足が向く。
なるほど。何事もお天気と懐次第と云う訳か。
近頃に顕著な、こうした日々の気紛れに右往左往も
慣れてきたとは云え、やれ浮いたの、やれ沈んだの
の繰り返しは、やはり、心穏やかで居られぬもの。
毎日、安堵の心持ちで朝を迎え、夜を仕舞えたなら。



掃除して、窓を拭いて、珈琲を淹れて。
日々のつとめを丁寧に繰り返すことを、軽んじずに。
腐らず、やさぐれず。明日もまた・・・。

[日曜日の一枚]

24 Preludes/Sonata 2

24 Preludes/Sonata 2

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