双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

紙と鉛筆と線路

|日々| |音|


先日、ただ何とは無しに手に取った時刻表を
買い求めてからと云うもの、一旦ぱらりと始めたら
これが非常に愉しくて、暇を見付けては読み耽る午後。
一日在ったら、何処まで行って帰ってこられるか。
桐生は完全に日帰り圏内。所用時間、約四時間。
朝早く出立し、途中で二回程乗り換えて。
両毛線は昔、前橋を訪ねたときに乗ったのだったな。
予定にも無く、行くかどうかも知れぬ旅を、
鉛筆片手に、紙の上だけで組みたてる愉しさ。
たかだか六百円の、安上がりで有意義な暇潰し。


[火曜日の一枚]

Gift from a Flower to a Garden

Gift from a Flower to a Garden

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