双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

やりとり

|縷々|


朝から、随分と薄ら寒い火曜日となった。
カーディガンを羽織って一日過ごす。
午後から降り出した雨もまた、細々と。寒々と。
待ちくたびれた季節に、そっと声を掛けようとも、
返事は無く。けれどもそれは、無愛想
と云う訳では無い。高飛車なのでも、
冷たい訳でも無い。言葉交わさずとも、
心に留めるべきものは、ちゃんと受け取った。

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