双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

溺れて眠れ

|縷々| |音|


暗がりの中で目を覚ますも、未だ朝は明けたばかり。
再び枕に顔を埋め、まどろみと現の境に、暫く
行きつ戻りつしながら、いつの間にか眠りに沈む。
日曜日が一体、何だと云うのか…。
次に目覚めたとき、私はそう呟いた気がする。
夢に何を見たのか、殆ど覚えては居らぬけれど、
寝床を這い出してから一日を終えるまで、
寝言とも何ともつかぬ、今朝方の呟きのことなど、
すっかり忘れてしまって居たのを、今しがた、
遠く思い出した。ただ、それだけのこと。


[日曜日の一枚]

Give Me Take You

Give Me Take You

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