双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

凛とすると云うこと

|本|

女の子だからといって
ヨワヨワしていたり
メソメソしていたり
何かというと他人を頼りにして
愛しいと思われてみたり
そんな子である必要はないのですよ

(中略)

傷つけないようにハッキリと言い
侮辱を感じさせない態度をしたら
あとは 自由に生きなさい
強く生きなさい
自由で強くてやさしい子を
凛としていると言います
凛とした女の子になりなさい
凛とした‥‥
近頃いないのです
     

        『暮しの手帖』29号より引用


暮しの手帖』29号を買い求めたら、
いつだったかの、少年についての言葉に続いて、
阿久悠氏のペエジに、再びはっとさせられる。
外見ばかりを気に掛ける、昨今の女の子については、


「心が魅力的かというと、只の不行儀のことが多い」 とも。


媚びることをせず、佇まいも心根も凛とした女の子は、
歳を経てなお、凛とした女性となってゆくのだろ…。



他には、ケンタロウ氏のカレーについての記事など。
読んで居るだけで、お腹が減ってくる。
明日のお昼は、どうやらカレーになりそうだ(笑)。
豊橋の街歩きの記事で触れて居た、手作りの藤の乳母車。
昨今ありふれた、大量生産のベビーカーには決して感じられぬ、
あったかな温もりと、人の手の大切さ。確かさ。



日々の世の慌しさに流されないよに、
しっかり立って居たい。
できれば、凛として。


暮しの手帖 2007年 08月号 [雑誌]

暮しの手帖 2007年 08月号 [雑誌]

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