2006-05-02 ラジエータの孤独 |日々| 雨降りに加え、寒々とした一日は、 休日と休日の間に挟まれた、 不運な曜日の持つ、何処か捕らえどころの無い ざらりとした手触りの、余韻だけを残す。 昨日、取り替えたばかりのカーテンが、 今夜の寒さには、ひどく気の毒に思え、 虚ろな気配にふと、心を留めれば もう、四月の奴は、其処に居なかった。