双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

うすむらさきに春の日は暮れて

|日々|


体内(脳内?)の切り替えが、スムースに
ニュートラルへと戻った、本日木曜日。
朝起きたら、完全に日常体勢だ。
午後からは、天気も次第に崩れてきて、
静かに雨が降り出した。
ここから眺める山並みの色合いが、今
丁度良い具合。
満開の桜、それはそれで十分美しいけれど、
葉桜になり始めの、薄桃色と若葉色との重なり合った、
あの、素敵な色合いが好きだ。
皆の生活の中に、日々の暮らしの中に、
この喫茶店で過ごす時間が、
歯を磨いたり、新聞を読んだりすることと
同じくらい、自然に在ってくれたなら
それで良いんだ。
全てが全て、順調で楽しいという訳ではないけれど、
傍から見れば、たいそう退屈かもしれないけれど、
それでもやっぱり、
この仕事が好きなのだと思う。

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