双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

どっちつかずのバスの行き先

|雑記| |音|


音楽を聴いていて、
どうしようもなく、旅情を掻き立てられる
ということがある。
それはある瞬間、突然やってきて、
忘れかけていた旅の記憶を、そして心を
ぐらりと、揺すぶるのです。
旅の記憶は、風景と音楽の重なり合い。
その時目にした、ある場所・ある瞬間の風景。
そしてそこには、必ず音楽があって、
それは、実際にそこで流れていたり、
自分の頭の中だけに流れていたり。
或いは、静寂もまた。
今日は、James Ihaを聴いて
旅心を揺さぶられたのだったよ。
それにしても、何故、
スチールギターの音色というのは、
あんなにもやさしく、広々と、
そして時に切なく、人の心を
旅情で一杯にしてしまうのだろね。

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