双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

君の落とす涙、僕の消した背中

|縷々|


日々の出来事は、気の遠くなる程の
ささやかな幸せと、報われない気持ちの波の
その繰り返しなのかも知れない。
今日は、色々なことが有ったのだけれど、
何と云うか、何時ぞやのような
怒涛の如き、負のエナジーに満ち満ちた
理不尽な時間が、昼下がりまで続いた。
そんなとき、私はそっと心を殺す。
心の中に、土足で入って来られないように。
何処まで行っても、決して交わることの無い
悲しい線にも似て、決して分かり合えない。
世の中には、そんな相手も居るのだということを、
今更ながらに、ひしと感じた、本日水曜日。
そう云えば、春一番
やっぱり吹いた。

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