|雑記|
"始まりの猫" ゴッドママの不妊手術と云う、最後にして最大のミッションが無事終了*1。このモヤモヤ案件もようやっと終いである。いやはや。しんどくて長い長いひと月半だったなぁ…。
案の定、ゴッドママは妊娠して居り、もう待った無しの状態であった。実にこのタイミングで手術を受けられて良かったと思う。堕胎は悲しいことだけれど、是がもし生まれてしまって居たなら、今度こそ確実に多頭崩壊一直線だったろうから。夕刻、ゴッドママを返しに一家を訪ねると、丁度お祖母ちゃんが来て居た。恐らくは、娘である奥さんから手術のことを聞いて居たのかも知れない。やはり妊娠してました、と告げるや「ああ、良かった~」お祖母ちゃんは、余程にほっとしたのだろ。「本当は良かったって云っちゃダメなんだろうけどねぇ。可哀そうだけどねぇ」そう云って、床へぺたりと膝をついた。
術後の養生などについて一通り説明し、それでは…と帰ろうとしたところ、奥さんが財布を取り出して手術の代金を支払うと云う。数日前に話した折には、末息子が新入学で今月は色々と入用とのことだったので、私が一時立て替え、翌月支払いとすることでまとまったのだが、奥さんは一万円を差し出し「大丈夫です。お釣りは取って置いて下さい。少しですけど…」 この人、やろうと思えば、ちゃんとこう云う気遣いのできる人なのか。一寸でも疑ったりして悪かったかな。折角の気持ちである。快く頂いて帰って来た。
*1:片道約一時間を朝と夕、一日に二往復してくれた父に感謝。