双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

休日はパンク修理

|雑記|


うんざりするくらい長かったGWの、最後のほんの二日間を休む。
ささやかなものだ。と云って、特に何処かへ行くのでも無し。
愛車・古森号()の後輪のパンクを一ヵ月以上も放置してあったので、
ここでようやっと重腰を上げ、修理に取り掛かることとした次第。
実のところパンク修理は初めて故、些か不安ではあったのだが
指南書に従ってえっちらおっちら。何とか上手くいった。
以前に買い求めてあったパンク修理キットは、MTB用のもの。

TIPTOP(チップトップ) パンク修理キット(MTB向けセット) TT05

TIPTOP(チップトップ) パンク修理キット(MTB向けセット) TT05


又、折角の機会である。後輪をホイールごと外すついでに、
普段はなかなかいじれぬ箇所をきれいに掃除し、整備する。
スプロケットの溝をブラシで払い、後輪のブレーキパッドを掃除。
前輪のブレーキが片効き気味になって居たので、こちらも外して掃除と調整を。
用意したウェスが、指が。オイルと埃とで次々真っ黒になってゆく。
他にも気になる箇所を少しいじって、最後に後輪を本体に元通り装着し、
改めてしっかりとエアーを充填。うん、どうやら大丈夫みたいだ。

ブレーキ良し。タイヤ良し。ギア良し。チェーン良し。
整備した箇所の一通りの動作を確認し、仕上げにひとっ走り。
おお、快調快調。パンク箇所もどうやら問題無く、
調整したブレーキの効きもスムースである。

さてと。お次は、ボロボロの猫タワーの解体な…。

|映画|


夕刻、カレーを食べながら観る。
若い頃、ドリームランダーズに入りたかった。
因みに御大は、私の両親と同い年である。

私の永遠の青春映画だな。
もうね、いつ観ても鬼婆ちゃんが格好良過ぎるし、ワンダが抜群にかあいいったら。

新緑の手前で

|日々|

久々に稽古へ出掛ける。
折角の天気だから歩いて向かう。
小学校の外周を桜並木に沿って歩けば、
葉桜の若い緑が目にやさしい。
真っ盛りの桜は圧倒的。終いの頃となっても、
ぼんやりと白んだ様が、何だか白昼夢を見るよで
ちょっと苦手なのだけれど、葉桜の爽やかさは好きだ。
農家の庭先や畑の縁取りに、チューリップや芝桜、
菜の花たちが明るく色鮮やかに賑わって、
穏やかな春風に任せて、ふんわり揺れて居た。
光も程好く、何て清々しい、素敵な昼下がりだろか。
何処かの梢の中から、鶯の声。
ふと、立ち止まって目をつぶり、
ひとつ、大きく深呼吸。
そうしてまた、歩き出す。

私を殺さないで

|戯言|


前代未聞の十連休まで、未だ一週間もあると云うのに、
お花畑な人々が早くも浮かれ気分で、ワラワラと湧いて出て居る。
気が早いにも程が在るが、何しろお花畑じゃどうにもならぬか。
ズカズカとやって来て、散々不躾に踏み荒らして、嵐のよに去ってゆく。
ビンタの如く捌いても捌いても、次から次へと湧いてくる。
お願いだからここへ来ないで。他所へ行ってくれ。


嗚呼、やれやれ。
十連休の始まる前から既にこの調子では、
いざ始まったら、如何なる地獄絵図となることか。
もう恐ろしくて恐ろしくて、毎夜震えて眠るのである。

<