双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

夏の御挨拶

|雑記|


暑中お見舞い申し上げます。

ニュースの気象情報やら新聞やら。
兎にも角にも何処も彼処も、口を開けばやれ
「猛烈」だの「非常に危険」だの「命にかかわる」だの。
物騒も物騒、とても季節の様子を表すものの云い方とは思えず、
この夏の奴めときたら、余程に凶暴な性質であるらしい。
年毎に益々暦と暦のあわい、移ろいなどと云うものが薄くなり、
やがては無くなってゆくのであろうか、と遥々と遣る瀬無く、
かと云って只観念するだけなのも何やら癪なのだけれど、
来る日も来る日もこの調子では、やれやれ。
どうしたものやら、妙案も浮かばず、見当もつかず。
一先ず「体が資本」と開き直り、南瓜を炊いたり胡瓜を漬けたのを
黙々と咀嚼して味わいながら、しみじみ思う。
嗚呼。何だかんだ云っても、夏の味だなぁ。


さてさて。はてなハイツのご近所様方。
このモーレツにキケンな無情の酷暑を如何お過ごしでしょうか。
もうこんな風になって参りますと、旬など在って無いよなものではありますが、
なるたけ旬のものを食べて、何方様も心身共に健やかな夏をお過ごし下さいまし。

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