双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

急がぬ旅

|日々| |手仕事|


怒涛と怒涛のあいだの、少しの隙間を寄せ集めてセーターを編んで居る。
調子の波に乗っかって、随分と気分良く進んで居たのだけれど、
後ろ見頃を袖付け位置まで編んだところで、ゲージが大き過ぎることに気付く。
上からほろほろと解いて、編針の号数を一つ下げて、再度編み始め。

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時間と労力と、また一からの積みなおしであるが、
しかしながら別段、せっかちに急ぐ旅で無し。
年内に仕上がったら良いかな、くらいの心持ちで。


釣瓶落としの日暮れと共に、空気が冷えてきて耳がちりりとする。
十一月も半ばを過ぎ、もうそんな時期だ。

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