双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

春の不躾

|戯言|


季節の変わり目。じきに春と入れ替わる。
今まで眠って居たものが、滞って居たものが、
体内のあちこちで、次々に目を覚まし始めて居る。
けれども四十路の身体は、急の変化についてゆけず、
のろのろゆらゆら、低空飛行がせいぜいで、
未だ少し整備に時間がかかりそうだのに、
其処へ加えて、砂塵だの花粉だの何だのと。
嗚呼、やれやれ。参ったな。
全く春って奴は、不躾で、騒々しい。

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