双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

納得のゆく買い物

|モノ| |太極拳|


遂に。三十二式剣を購入した次第。素敵なケースも一緒だヨ!



実はこちらの剣*1。正規品のアウトレットと云うことで、定価より二千円程お安いのだけれども、何処がアウトレットなのかと云うと、まじまじと見なければ分からぬ程度の、至極小さな傷が一つ在るだけ。どのみち数回使えば、傷などすぐに付いてしまうものだし、私はちいとも気にならない。それ以外は何ら正規品と変わらぬ訳だから、是は実にお買い得であった*2。尚、色はシルバーを。おまけで付けて下さる剣穂(けんすい)は、白と青の段染めとした次第。



そして何と云っても、この度の購入を決めた店舗()を選んだ最大の理由が、実に魅力的な剣ケースの存在なのであった。三色在る中から芥子色を選択したのだけれども、先ず素材が厚手の帆布製なのが良いし、底の部分が頑丈な合皮で頼もしい。各色其々に違った裏地があしらわれ、芥子色にはシックで洒落たペイズリー柄が。又、調節の利くストラップは幅広でしっかり、掛け心地も良い塩梅で、是なら斜め掛けで背負って古森号に乗っても平気である。
因みに、先生や先輩方がお持ちなのは「中国功夫」「中国武術」などのロゴ入りナイロン製ケース。剣をお持ちの人なら皆さん使ってらっしゃるお馴染みの品で、当初は私もそうするつもりだったのだが、こちらの帆布製のを見付けたら、断然こっちだわな!と(笑)。



【左】帆布製ケースは裏地も素敵。たかがケース、されどケース。裏地なんて、人によっては些細なことかも知れぬが、嬉しい心遣いだなぁ、と。
【右】アウトレット品と云っても、剣身にほんの小さな擦れが一箇所(赤い円で囲んだ部分)在るだけで、殆ど気にならない。


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壊れた場合は別としても、剣にしろケースにしろ、一度買ったらそうそう買い換える類のものでは無いし(特に剣は決して安価なものでは無いので)、やはり納得のゆくまで探して選んで、心底気に入ったものこそを持ちたいじゃないか。その方がずっと意欲が湧くし、自ずと稽古にだって身が入ろうよ。剣術の稽古は未だ先のことではあるが、今の内から手に馴染ませて、しっかり扱えるよに準備しておきたいと想う。

*1:程好い軽さとバランスで、握り易く、私には丁度良い塩梅。先生曰く、柄にグリップテープを巻くと、握りが安定して良いらしい。

*2:剣が\8,400、ケースが\3,980。貯まっていたポイントも使ったため、更にお買い得であったヨ。

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