双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

謹賀新年

|雑記|


元旦の朝。
拙宅の坊ちゃんらに、新年の挨拶の後、
おせちに”懐石zeppin 祝い肴”など供す。
襟付きの緑のシャツに、茶の上着
コール天地の分厚い外套羽織って、
襟巻きには、正月らしいきりりとした赤で、
しゃんと身支度整え、昼前に自宅を出立。
新年の気持ちの良い空気を吸い込みながら、
早足で歩いて、坂の上の小さなお社へ初詣。
詫びて厳かな佇まいに、柏手打てば清々と。
風に背中を押されながら急な坂道を下る間、
自分の足で、自分の歩調で、しっかり歩きなさいよ。
そう云われた気がして、よし、と背筋が伸びた。



長屋の皆様。
新年明けましておめでとう御座います。
皆様の新たな一年が、
実り多き年、善き年となりますよう。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

<