Hello.

|縷々|　|映画|

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ミルク [DVD]

ガス・ヴァン・サントの映画を観ながら、どうしてだろう。
もう行き会わなくなってしまった人たちのことを想い出して居た。
カート・コバーンが好きで、嘘ばかりついてた、あの子。
誰にでも傲慢だけど、私のことは苗字にさん付けで呼んだ、あの子。
何となく気まずい別れ方のままになってしまった、あの人。
あの子。あの人。彼。彼女。
もう過去となった人たちの、顔立ちや仕草、声色が、
ゆっくり廻る灯りみたいに、浮かんで、消えて、また浮かぶ。
時間の影が投げて見せた、残像。
ぼんやりと不確かな、ノイズみたいに。

ハロー。皆、どうしてる？