双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

手入れ

|暮らし|


自分で包丁が砥げるよになったら良いものだ。
今までにも幾度か。叔父が砥石で器用にやって
居たのを、見様見真似に試したことは在るのだが、
是が案外難しく、なかなか上手い具合にゆかぬので、
結局はいつも叔父に頼んでしまう。挟んでしゅっと
引く簡単な砥ぎ機も在るには在るが、これだと
切れ味は幾らも持続せず、どうも頼りなくていけない。
やっぱり、砥石を使うのがいちばんと想う。何しろ
毎日世話になる包丁だ。包丁の研ぎ方を丁寧に載せて
教えたものが、確か、本棚の何処かに在った筈だから、
そろそろ、砥石の使い方くらい身に付けても良い頃か。

<