双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2010-03-05から1日間の記事一覧

誰も知らない

|縷々| 偏屈の強情張りが、不器用なりに 差し出した手は、さっと払われた。 一度目も。二度目も。云い訳は、 言葉になる機会を与えられぬまま、 目の前で只、ぴしゃりと冷たく閉ざされた。 そもそも、云い訳は只の云い訳なのだな。 己で自身の無能を重々知り…

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