双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2008-08-31から1日間の記事一覧

言葉の舟を漕ぐ

|縷々| 何処かの街の広場に沿った回廊。ぐるりの柱に もたれるのは、鳶色の髪の少女だろか。少年だろか。 私の視線は、俯瞰となって注がれて居り、 ああ、これは夢なのだな。と知る。 未だここは、夢と現の境目に近い。 枕に埋めた頬の上側に、ふわりとした…

<