双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2008-01-09から1日間の記事一覧

Trieste

|縷々| 街を、橋から端まで、通りぬけた。 それから坂をのぼった。 ます雑踏があり、やがてひっそりして、 低い石垣で終わる。 その片すみに、ひとり 腰をおろす。石垣の終わるところで、 街も終わるようだ。 トリエステには、棘のある 美しさがある。たとえ…

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