2012-08-11 夜食 |若旦那| 或る晩、風呂から上がると、猫がくわえた何かを咄嗟に隠した。 口の端からはみ出して、不気味な伸縮運動を繰り返す白い脚に 思わずぎょっとなり、すわ声をあげたが一閃。ぱくり。 そして僅かの躊躇いも無く、当然とばかり飲み込んだ。 何処から入り込んだものか。果たしてそれは、蛙であった。 腹っぺらしも大概にして頂きたい。