双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

腑に落ちない猫タワー問題

|モノ|


■忍びちゃんことビルボ気に入りの、据え置き型猫タワー(通称・2号)のハンモックが、経年劣化で遂に綻び始め、こいつはどうしたものか...と思案の末、使わなくなったクッションカバーで全体を包んで、それで良しとしたのだけれども、いつも思うのは、今回のハンモックにしろ、特に消耗の激しい爪とぎポールなどは、別売りの交換用パーツが在って然るべきである。そこんところをしかと心得た製品だと、こうしたパーツが交換可能だったりするので、結果的には経済的且つ、長く使える訳で、ポール一本が駄目になったからと云って、タワー丸ごと買い替えねばならぬと云うのは、どうにも腑に落ちぬのである。


ハンモック、苦肉の策の図。


■このタワー2号。実は爪とぎポールだけでも既に四回、麻縄を新たに巻き直して無理矢理セルフリペア(参照)しいしい凌いで居るのだけれども(笑)、何せポールの芯地が紙管(ラップの芯のずっと頑丈なヤツ)だもので、幾度も金槌で配線用ステイプルを打ち付けて居るうちに、いい加減凹んだり穴が開いたりで劣化の一途を辿り、是以上の巻き直しは、恐らくもう限界かと思われる。そうなればこのままボロボロになるまで放っておいて、完全に爪とぎポールとしての役割を成さなくなったところで、新たな品を買い求めるしかあるまいなぁ、と。しかしながら、タワー全体が駄目な訳ではないため、依然として、もやもやと腑に落ちぬのである。


■が、仮にとうとうお釈迦になったとして、そうなると当然、買い換えるべきは全パーツが別売り交換可能な品である。又、タワー1号が天井突っ張り型なので、2号同様に少し低めの据え置き型が宜しかろう、と。したところ『キャッツデポ』なる自社製作の猫タワーを販売して居る店を発見。しかも細かに分けられた交換パーツが別売りで購入できる、と云うので、ああもう、そんときゃここに決定だな、と。たかだか猫タワーと侮る無かれ。よくよく考えたら、猫タワーは家具なのである(笑)。

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