双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

散髪、正月飾り そして一昨日来やがれ

|戯言|


月曜。
前回からあと少しでふた月経ってしまいそなところで、ようやっと散髪へ。刈り上げがすっかり刈り上げでなくなって居た。いつも通り内側と襟足を3mmにして貰って、耳上で長さ揃えて貰って、さて前髪はどうしましょ?
「大人の女性で眉上の前髪が素敵な人見ると、私もやりたいなぁって思うのね」
美容師さん「そう、そうなんだよねえ」
「でもさ、私がやってもあんな風にはならないかもなぁ、とも思うのね」
美容師さん「うん、そう云うもんだよね」
「ま、やめといたほうが良いかな」
美容師さん「うん、そうね」
で、結局は眉頭際でぱつんと揃えて完了。なんだかんだで、やっぱりホビちゃんはこの感じがベストだわね、と。ハイ。あーーー!すっきりさっぱり清々したーー!!


火曜。
え、一体何がどうしましたか?と云うくらいに、暇。先週あたりから、うっすらとそんな予感はしなくもなかったが、それにしたって極端過ぎるでしょうよ。などと腐って居たところ、昼遅くになって急に数組のお客が同時にドドドと入って来て、なんだ杞憂か、と安堵しかけるも、案の定。来た時と同じに一気に去って行って、再び暇が戻ったのであった。もうね、甚だ精神衛生に宜しくないので、こう云うのは本当にやめて頂きたい。


水曜。
近所のスーパーからの帰り道に、何気無く通り沿いの一軒の家の玄関に目が行き、あれ?何かが妙だな。物凄く違和感を覚えつつも、何がどう妙なのかすぐには分からず、暫し立ち止まって考えたところ、実に。まさしく玄関の上へ、大きな正月飾りが飾ったままなのであった。忘れて居るのか、否、敢えてなのか。のっぴきならぬ理由が在るのか。来年のを付ける頃になったら外すのか。何れにせよ、今年も既に半分以上が過ぎたんだよなぁ。まったく早いものだ。


木曜。
昼前の早い時間帯から、シニア客が続々と怒涛の如く来店。しかも何故だか皆二人連れで、似たよな帽子をかぶり、似たよな服装、注文する品も似たりよったり。そんな怒涛が三時半を過ぎる頃まで続いた後、唐突に解放された。どうせなら一昨日来やがれ。って意味が違うけれども(笑)、一昨日と今日とで半分ずつ分けたら丁度良いだろうに。もうさっぱり訳が分からないのであった。全く油断も隙も在ったものじゃない。

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