双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

Il Nome Della Rosa (3)

|庭仕事| |写眞館|


後発組Bが咲き出して、あちらでもこちらでも。
お嬢さん方のおしゃべりで、初夏の庭先が賑やかです。*1


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【L】ホーム&ガーデン (Home and Garden)
【R】トレジャートローヴ (Treasure Trove)

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【L】マリー・ドゥ・サンジャン (Marie de Saint Jean)
【R】シャリファ・アスマ (Sharifa Asma)



新入りさんたちを迎えて初めての春の開花は、待ち遠しくてわくわくと。
古株さんたちの今年の花色は気候の所為か、或いは肥料や土の塩梅からか。
例年と比べてやや色濃い気がした。特にサフラノの杏子色は素敵だったな。

薔薇の名前が様々在るよに、姿かたちも香りも、皆違って其々に個性が在る。
ころりんカップやロゼットが在れば、丸弁やらポンポンやらも在り。
大輪だったり小輪だったり。一輪咲きだったり房咲きだったり。
真ん中のしべがそばかすみたいなのは、きっとおさげ髪の素朴なお嬢さん。
繊細な薄紙細工の花びらが美しいのは、上質な木綿のレースをまとった奥方。

一季咲きのお嬢さんは、また来年会いましょう。
返り咲き、繰り返し咲きのお嬢さんは、どうぞ良しなに。

*1:実はあとひとつ。未だ開花待ちの新入りお嬢さんが居るのですが、思わぬバラゾウムシの被害でどうなることやら…。様子を見守りながら、急かずに待つこととしましょうかね。

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