双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

園芸覚え書

|庭仕事|


以下作業日誌、及び今後の思案など。

【九月十日】
オールドローズ新苗到着

  • 『ソンブロイユ』(6号鉢)
  • ジョアシン・アネ』(6号鉢)

この夏の酷暑を乗り切った疲れからか。ジョアシン・アネ嬢の葉が若干痛んで居た他は、特に気になる部分も見当たらず。いずれのお嬢さんも、ほぼ中苗と云って差し支えない大きさまですくすくと育って居り、従って近々一回り大きな八号鉢へお召し替え予定。一先ず、もう暫くはこのままで落ち着いて貰って、徐々に新たな環境へ慣れて頂こう。


オールドローズ新苗注文
思うところ在り、後日もう一種注文した次第(笑)。

トレジャートローヴ (Treasure trove)
ランブラー、アプリコット色、小中輪、半八重カップ咲き、微~強香
f:id:hobbiton:20190911223024j:plain:w380

ぐんぐん伸びて多少日当たりが悪くともへっちゃら、強健はお墨付きの手間要らずなランブラー系お嬢さん。春の一季咲きだけれど、それがどうした。開花が進むに連れ花色をアプリコットから薄桃、白へと変化させ、秋にはコロンとした橙色のローズヒップを沢山つけてくれるのですヨ。フフフ。又、赤みがかった新芽も美しく、この系統の中では比較的棘の少ないのも嬉しいところである。
植え場所の候補は二か所在るのだけれど、このお嬢さんにとっての最良をゆっくり考えましょ。嗚呼、ローズヒップ愉しみ!

【九月十一日】
■軒下の花壇の整備

軒下の花壇は凡そ150cm四方程度の広さで、雨が殆ど当たらぬ分、乾燥しがちなのに加えて、昼までしか陽が差さぬため、育つ植物が極めて限られる難儀な場所である。植えてはいつのまにか消えて居た植物は数知れず。従って現在の植栽は、お隣の花壇から引っ越してきたアルテミシアと一人元気なコモンセージの二つのみ、と全くのスカスカ状態で入居者募集中なのだが(笑)、果たしてどんな子がここ向きなのかしらん。
又、ここの土はどうも養分が足りぬようなので、二週間ほど前にバケツに六杯程の土を入れ替え*1、更に腐葉土や堆肥などを梳きこんだ後、木酢液を薄めた水を撒いたりして慣らして居る最中である。はて。思惑通りになるかしら。


■メインの花壇の整備

こちらは茂り過ぎて困ったメドウセージを引っこ抜き、同様のチェリーセージを刈り込むなどして、花壇全体のボリュームを調整。酷暑に耐えかねて枯れてしまった幾つかの植物を掘り上げ、周辺をきれいに草取りしてから、硬くなった土をシャベルでサクサクと軽く起こし、ニームケーキをさっと蒔く。
鉢植えで窮屈になって居たブッドレアを、空いたスペースへ移植。地植えだと大きくなるであろうことを考慮し、シャラの木とチェリーセージから適度に距離を取る。そのまま直に植えても良かったのだが、何だか平坦でメリハリが無いなぁ。と、ふとした思い付きで、ヒビが入って使わずに居た素焼き鉢の底をスコップで叩いて抜き、それを1/3程地面に埋めたところへ用土を足し足し、根鉢を軽くほぐしたブッドレアを植えてみた。一見鉢植え?のよに見えるけれど、ちゃんと底が抜けて居るので根がのびのびと張れるし、地面から幾らか高さが在る分、ちょっと目先も変わるかな、と。後はこじんまりと茂る程度のハーブが二~三種類くらい在れば良いか。

*1:店の裏手の土は何故だか、ミミズやダンゴムシら地味な生物によって耕された黒々と肥沃な土となって居り、このようにしばしば役に立つ。

<