双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

実用と有意義な暇潰し

|本|


ロープワーク・ハンドブック      Outdoor

ロープワーク・ハンドブック Outdoor


私がロープワークを覚えたのは、もう随分と遥か遠い昔のことである。ロープを束ねておくときの ”エビ結び”。 ”もやい結び ”や二つの紐を繋ぐときの ”テグス結び” など、今でも日常生活の中で自然と使って居る幾つかを除けば、”筋交い結び” やら ”南京結び” なんてのは、かなり覚えが怪しい。覚えが怪しかったとしても、別段困りはしないと想うのであるが、例えば。引っ掛かりの無い柱へ何かを吊るす結び目の作り方、であるとか。棒切れで三脚を組むときの結び方。荷造りの紐掛けなんてのが、ひょいっと出来たなら。是はなかなか愉しいのではなかろか。
書店でふと目に留まって手にした本書は、日常生活、野営、山登り、釣りなどの項目ごとに、大変分かり易い図解によって、様々なロープワークが紹介・解説されて居る。実用は勿論だけれど、有意義な暇潰しにも大変宜しい。そんな訳だから、編み物に疲れたときなど。本書片手にロープをいじくっては、有益な気分転換を図って居る次第。


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ロープワークで想い浮かぶ一冊。

[asin:4087732509:detail]


各章の冒頭には、様々なロープワークの説明が添えられて居り、その内の幾つかは「係留結び」 「枝結び」 など。結び方そのものが題名となって居たりもする。

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