2005-07-17 雲に架かる色褪せたサイレン塔 |縷々| 些細なことを、丁寧に扱いたい。 ものを上手に選びたい。 選んだら、大切にしたい。 無駄な無駄と、無駄ではない無駄を、 自分で見分けたい。 縺れた糸の束を解いたら、 きれいにまた、束ねよう。 長かったり、絡まったりするのは、 鋏できちんと、揃えよう。 自分が何処へ行きたいのか。それは、 自分でも分かって居るのです。 けれど、今はまだ 出発する時ではないと、誰かがそう 教えてくれるのです。 ゆっくり考えたら良いのだ。 汽車が出るのは まだ、ずっと先。