双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

新しい半袖功夫着

|モノ| |太極拳|


半袖功夫着を今夏も新調した次第。
でもって、恒例の着用予想図も(笑)。


(実物よか七割増しほど格好良くなって居るので、くれぐれも御注意下さいヨ!)


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この度新調した上下セット*1は、麻に少しだけ綿を混紡した生地で、麻100%よりもやわらかい。前回同様()、寸法はセミオーダーでの注文だったのだけれども、より動き易さを考慮して、今回は胴回りと首周りを少しだけゆるめにお願いし、注文から十日程で手元に届いた。早速に稽古で着てみたところ、さらりと軽い夏仕様の生地なので、着心地抜群で汗をかいても快適。首周りと胴回りをゆるめに仕立てたお陰で、実に動き易くて大正解であった。それと、この功夫着。意外なことにパターンが秀逸と云うか、何とも良い塩梅なのだ。目立たぬ程の微妙な加減でもって、要所要所へゆるーくカーブが付けられて居り、それによって、全体的にゆったり体が中で泳ぐよな作りにも拘わらず、動けば不思議とすっきり、しゅっと見える上、袖付け位置が肩に無いため*2、きれいに肩が落ちて(沈肩)見える。細部の始末も仕立ても大変宜しい。尚、色は地味を承知で薄灰を選んだが、この一寸じじむさいよな、一寸枯れた感じが、かえって良いかな、と(笑)。
私以外は皆、ドライTシャツにトレーニングパンツなので、初めの頃こそ、やいのやいのと冷やかされて、気恥ずかしかったものだけれど、しかし何よりね。稽古着が自分の気に入ったものだと、肝心の稽古も身が入るし、頑張り甲斐が在るのだヨ。

*1:表演服の主流となって居るサテンや化繊などの、あの特有のペカペカした光沢や派手な感じが、個人的にどうも好みでは無いんだよなぁムニャムニャムニャ......。

*2:所謂”ドロップショルダー”と云うのかな。奴さんのよに、身頃の脇線へ真っ直ぐ付けてある。

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