双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

アシンメトリとゲリラ雨

|日々| |太極拳|

午前中の早い時間に、予約した散髪へ。
ふた月空けてしまったので、短いなりに伸び放題。
しかしながら、この伸びた分を生かしましょう、と
左右アシンメトリの形に切って頂くことに。
左は長さを保って整え、右は潔く耳上までカット。
前髪は斜め、襟足はいつもの刈上げだが、
其処へ少しのアシンメトリが加わったことで、
ラジカルもパキっとも、やや割り増しとなって、
功夫着に良く合う、颯爽とした髪型に仕上がった。
ゆるふわ過多の中に在って、シャキっ!パキっ!
と鋭角なこの感じは、何とも清々しいものである。


午後からは太極拳。一人去り、二人、三人と去って、
結果として意欲的な人が残り、ここのところは人数も
最大で六名と、概ね顔ぶれも落ち着いてきたので、
雰囲気も人数も、このくらいが理想だね、などなど。
尚、今回から基礎練習に”拍脚(パイジャオ)”*1
加えられることに。目下習得中の二十四式には
含まれぬ動作であるが、股関節を柔軟にするのと、
脚力の鍛練のために良いのです、と先生。
それと恐らくは、近頃皆が熱心に稽古に励んで居るので、
ご褒美と云うのか、いつもの基礎練習に何か目新しさを、
と云う、先生のお心遣いも在るのかな、と。


稽古は二組に分かれて、前回の課題を踏まえつつ、
各々苦手なところを重点的に、しっかりみっちり。
時間を掛けて行われた。その結果、いつもよか
十五分も時間を超過する熱の入った稽古と相成り、
汗だくのへろへろだったけれど、大いに充実。
やはり皆、こないだの稽古で、一歩進んだと云う
確かな実感を持てたから、なのかも知れないな。
帰り道。途中で突然のゲリラ雨に見舞われ、
古森号共々、こっ酷いずぶ濡れにて帰宅。
滝業でもして来たかのよな有様であった。

*1:脚を蹴り上げ「パン!」と、音をさせて甲で掌を打つ動作。未だ掌を打つのは難しいので、当面は脚だけの練習である。

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