双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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四十路の試験

|雑記| 先週末、件の『ホリスティックケア・カウンセラー養成講座』(◆)の最終認定試験を受けた。合格した。満点であった。 が、別段驚くよなことでもない。と云うのも、試験が思いのほか簡単であったためで、余程のことでも無い限り、大抵の人は一回*1で合格できよう(笑)。因みにウェブコースを選択した場合、全六回の小テスト(結果は最終試験の合否に関係無し)と最終認定試験の何れも、講座受講生専用のページからウェブサイト上で受験(制限時間在り)。終了後は即時に結果が分かる仕組みなのだが、こ…

四十路の勉強

|雑記| ここ数週間程、雑記帖を放ったらかして何をして居ったのか、と云うと、柄にも無くせっせと「お勉強」に勤しんで居たのである。仕事の合間に、帰宅後に。教科書開いて、蛍光マーカーでライン引き引き、もりもりとノートを取り。日々大量に死にゆくばかりであった脳細胞に、目一杯働いて貰うべく、やれ、アルギニンだリジンだ脂肪酸だ。Tリンパ球だ脾臓だ上皮小体だ。腎愈だ風池だ経絡だ.....と四十路女が老眼に目を細めながら、はてさて、何をおっ始めたのやら。実は、十月に入ってすぐの頃より、動物…

最後の祖母

|雑記| 母方の祖母が亡くなった。 体調を崩して入院したのが二週間程前。 九十三歳だったし、入院するまでは元気だったので、 俗に云う大往生の部類なのだろうけれど、ふと、 是で祖父母全員が居なくなっちゃったのだなぁ、と 思ったら、何だか妙にもの寂しく、しんみりとなって、 と同時に、葬儀を出す世代が、これからはいよいよ 我々の方へ移ってくるのだなぁ、などとも思う。 箪笥から藤色の一つ紋を出して、広げてつるす。 後は、足袋と帯揚げにアイロンをかけて、 お数珠の房もきれいに整えねば。

静かなお盆

|雑記| 今年も様子の良い茄子で乗り物拵えて、 供え花には白と藤色のトルコ桔梗。 お盆中は人も車も、拍子抜けするくらいに静かで、 アーロン、かえってゆっくりのんびりできたかしら。 夕刻には雨が降り出して、そろそろかな、と送り火のお線香。 爺様。一寸降り出しましたが、どうぞ気を付けて。 また来年まで、ご機嫌宜しゅう。 つい、いつも居る気がしてしまうのだけれどね。

夏の御挨拶

|雑記| 暑中お見舞い申し上げます。 関東は本日、唐突に梅雨明けの知らせでございますが、 梅雨明けも何も、梅雨なんぞ端から無かったよなもので、 近頃じゃ、季節の佇まいもすっかり無粋になって参りました。 長屋の皆様は如何お過しでしょうか。 猛暑やら酷暑やら。真夏日やら熱帯夜やら。 字面だけでも、充分にうんざり致しますが、 どなた様も、お体にはくれぐれも気を付けて、 健やかな夏をお過し下さいまし。

短い贅沢

|雑記| 弟夫婦の計らいで、両親の古希の祝いに宿を取り、 皆で一泊して、束の間、のんびりと過ごして来た。 と云っても、車で半時程の距離の近場なのだが、 名勝を臨む落ち着いた老舗の和風旅館で、 幸いにも”離れ”に宿泊することができた。 数寄屋造りのこじんまりした二階建て、 松林に雑木も交えた植栽も風情宜しく、 裏手へ回れば小さな露天風呂が付いて居る。 午後四時半の到着後、早々に露天風呂へ湯を張り、 イソヒヨドリの声など聞きながら、ふうっと木々を仰ぐ。 世俗の憂さから離れて、只清…

緑の季節

|雑記| 毎年恒例、大型連休のもたらす怒涛と疲労に、今年もまた わらわらと振り回されることを覚悟して挑むも、いざ蓋を開ければ、 あらら。随分とのんびりしたもので、すっかり拍子抜け。 しかしながら心の何処かでは、ほっと胸を撫で下ろす。 オールドローズのお嬢さん方は皆、次々に蕾を膨らませて、 いちばん先に蕾の上がって来たのは”ヴィックス・カプリス”だけれど、 いちばん先に咲きそうなのは”ラ・レーヌ・ビクトリア”。 宿根草の育ち具合の程度こそ在れ、庭は概ね順調。 当初の計画から大き…

俯瞰

|雑記| 感情の回路をぷつんと切って、両の目を澄まして、 人の世を俯瞰で見れば、数多愚かが溢れて居る。 何処かで謂れの無い殺戮が行なわれ、 山程の命が踏みにじられて消えてゆく一方で、 それと時を同じくした別の場所では、 国の政治を預かる人たちが、全く馬鹿みたいな 互いのつつき合いや、みっともない罵り合いに興じ、 或る者は居眠り、或る者は猿芝居。 また別の何処かでは、顔の見えない人たちが 四角い画面の中へ、悪意や罵詈雑言を叩きつける。 飢えて死ぬ人が居て、食べ物を捨てる人が居る…

桜ばかりが花じゃなし

|雑記| あわあわと。ばたばたと。 何故だか慌しいく続いた一週間を、 早瀬に流されるよにして終えると、 すっかり間の抜けた普通の火曜日で、 しかしながら、ようやっと地に足が着く。 人々の口々に、何処其処の桜がどうの、 今年の桜の開花がどうのと、まるで春の花が 桜だけかのよな云い様ばかりだけれども、 ホトケノザ。オオイヌノフグリ。 田んぼの畦や畑の土手などに、 彼らのひっそりと春を告げて居る姿は、 しみじみとして、実に心和むものである。 何にしろ、小さきものは良い。

やれやれ

|雑記| 件の腱鞘炎の塩梅芳しからず、太極拳の稽古を休み、 午後より鍼灸院へ行く。診察によれば腱鞘炎に加え、 些かの関節炎も起こして居るのではないか、とのこと。 超音波の施術の後、患部へ蒸しタオルをあてがい、 電気を流すこと半時弱。うとうと、心地良くまどろむ。 帰りに、薄手ながら頼もしいサポーターを出して貰う。 親指は極力動かさずに、とのことであるけれど、 サポーターの装着で自ずと制限されるとは云え、 果たして、仕事と患部の安静の両立は難儀で、 やれやれ。全くの自業自得である…

退屈と冬眠

|雑記| セーターから間を置かずにカーディガンを二枚も編めば、 さすがに疲れて当然か。左手の親指の付け根の辺りへ どうやら軽い腱鞘炎を起こしたのらしく、完成間近の 母用カーディガンは、左袖を残して暫しお休みである。 日々は大きな変化を連れて来るでもなく、 只々、平坦に。平らに、坦々と過ぎて居る。 他の誰かにとってはひどく単調であろう、 或いは、耐え難いかも知れない、 同じよな一日を七度繰り返して一週間を終え、 そうして又、次の一週間を迎え、送る。 私は今、退屈なのだろか。嗚呼…

老眼がやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!

|雑記| 不惑に入って四年が経った。早い早い。 この間、惑うことなく、相応の貫禄だの 土壇場のしのぎがついたのか、と云えば、 相変わらず惑ってばかりの、甲斐性無しである。 その上、いよいよ老眼も始まったらしい。 パッケージの裏面の表示が。 字引の文字が。編み図がの記号が。 どれも霞んで、ぼやけて、ピントが合わず、 目を細めたり。手元から遠ざけたり。 ここ最近で急に実感するよになった。 いやはや。中年まっさかり、であるねぇ。

謹賀新年

|雑記| 昼前に身拵え整えて、さっさか家を出立。 久々の着物は花田色の滝縞のお召と、 若草色に葡萄色の蔓草模様の長羽織。 錆浅葱へ黒猫を散らした帯は、お太鼓も小さめにし、 帯揚げ、帯締めは八掛けの山吹と揃えた。 たとい立派な着物じゃなくても、正月はせめて しゃっきりして、明るい色着て迎えたいもの。 お参りはいつもの小さなお社。 畳表の下駄を前倒しに、急な石段トントン登り、 澄んだ空気を鼻から胸深く吸い込んで、 清々とした心持ちで、柏手二つ。 長屋の皆様。 新年明けましておめで…

ご挨拶

|雑記| 墓参りして、午後から電車に乗って隣町。 舎弟先生も一緒に大晦日の街をてくてく歩き、 先生は108円の鉛筆削りをお買求め。 喫茶店で珈琲だのプリン・ア・ラ・モードだの。 おっと、お土産の鯛焼きと饅頭も忘れずに。 舎弟先生は寂れた路地裏でスキップしながら、 「饅頭の唄」(自作及び即興)を絶唱(笑)。 実に愉しい、大晦日の小散歩であったよ。 さてさて。長屋の皆様。 今年一年お付き合い頂き、まことに有難うございました。 当方、まめでそそっかしい粗忽者ではありますが、 新たな…

ヘロヘロのすったもんだ沙汰

|太極拳| |雑記| 掃除に洗濯、猫らの世話を終えて、ささっと昼食を済ませ、剣術の早稽古のため、いそいそと身支度を整える。今日は小雨がちらついて居たので古森号の出動は無し。徒歩での移動につきバタバタと慌しく家を出た。このバタバタが後に思わぬ事態を招くとは、この時点では知る由も無かったのだが…。 前回までの復習と、三式は”仆歩横掃 (プーブーホンサァオ )”の指導を受ける。一式、二式は何とかOKを頂いたものの、続く三式の動きを飲み込むのに四苦八苦。「おかしいなぁ。ホビ野さんなら…

秋の物想い、及び自己完結

|雑記| 午後の空き時間に外で花壇の手入れをして居たら、後ろから「あらまあ!一寸見ない間に随分とすっきりしたのねぇ」と声を掛けられ、スコップ片手に振り返ると、知人のMさんであった。「こんにちは。今度またバラを植えることにしたので、二年ぶりに庭仕事も再開です(笑)」「ホビちゃんって、いつも何かしてるのねぇ」「え、そうですか?」「そうよぅ。私が見るときは大体いつも何かしてるわよぅ。去年なんか、一人で頑張って物置小屋建ててたじゃない。他にも編み物とかお裁縫とか、本当にすることがよー…

海外ドラマ由無し事

|雑記| ■遅まきながら、ベン・ウィショー主演の海外ドラマ『ロンドン・スパイ』全五話を見終えたのだけれども、何と云うか是はもう、世界中の皆様方の「こんなベン・ウィショーが観たいのダ!」と云う要求に全て答えた格好であろう、と(笑)。雨でも雨じゃなくても濡れそぼった小動物みたいで、いつもひとりぼっちで、身の置き所が無い感じで、猫背で上目遣いで、小汚い服着て小汚いザック下げて小汚い部屋に住んで、屈むとジーンズとセーターの間から無防備な背中がチラリと覗いて、鼻水垂らしながら泣いて、何…

数字だけが全てじゃない

|忍び| |雑記| 忍びちゃんのワクチン接種のため、お医者へ。前回、体重増加を指摘されてから、凡そ一年。給餌量を減らして地道な減量に取り組んだ結果、実に何と。1.1キロの減量に成功したヨ!「頑張りましたねぇ。腎臓ヘ負担を掛けないためにも、是以上増えないようにね」と先生。 でもって、恒例の血液検査も行なった訳だが、案の定、今回もクレアチニンの数値のみが上昇(他は全て正常値の範囲内)して居た。その数値から先生は、忍びちゃんが四段階在る腎不全の”ステージ2”で、既に多飲多尿などの臨…

夏の御挨拶

|雑記| 暑中御見舞い申し上げます。 相変わらず季節の変わり目と云ったら曖昧で、 心持ちすっきり致しませんが、天気屋の知らせによれば、 関東地方も、地味に梅雨が明けた模様でございます。 長屋の皆様は如何お過しでしょうか。 梅雨明けを待たずに梅を干してしまったアタクシは、 月曜の散髪で、ついうっかり短く切り過ぎた髪と 何とか折り合いをつける方法なんぞ探って居ります。 どなた様も、良い夏をお過し下さいまし。

憂い

|雑記| 梅雨も終いの頃となった途端、うすうすと肌寒く、 こないだまでの、馬鹿みたいなカンカン照りとは、 まるで雲泥の差である。だいいち、雨にしたって 梅雨に相応しい量には至って居ないのじゃないか。 まったく、おかしい。どうかして居る。 どうかして居ると云えば、今日の午後に来店した 歳の頃、六十代半ばと思しきオバチャン二人連れ。 メニューの字が小さいやら何やらと、一通り騒いで、 散々、ああだこうだと質問攻めにした後、 腹は減って居ないと云うのに、何故かカレーを注文。 「珈琲は…

梅雨と修羅

|雑記| 先週末より、慌しく些事大事が種種舞い込み、 ああだこうだと振り回されて、ようやっと人心地。 ついこないだまで、やれ手持ち無沙汰だ、退屈だ、 などと持て余して居たのに、何とも皮肉なものである。 到来物の明太子煎餅をほうじ茶と共に頂きながら、 何とは無し。宮沢賢治と岩手に関する旅の記事を 読んで居たら、不意に胸がぎゅうとなった。 粗忽と粗雑が服着て歩いて居るよな私だのに、 気付けば賢治へ心を寄せてしまうと云うのは、 作品自体の魅力は勿論なのだけれど、恐らく。 自分には持…

五月逍遥

|雑記| ■五月某日 午後。近所のスーパーへ行く。食料品の買い物へ行くときには、いつも買う物を決めてから出掛けるので、店に入ったら目当ての棚のところへ行って、目当ての品物を籠の中にさっさか放り込んで、さっさか会計を済まして、さっさか帰って来る。この日の買い物は、牛乳とヨーグルトと飴。乳製品の棚で牛乳とヨーグルトを籠に入れてから、飴の棚へ回ると、飴の棚の前に丸々とした小柄の小母さんが一人。背中を丸めて棚へおでこをくっつけるよにして、じいと品定めして立って居たので「あ、一寸すみま…

五歩拳練習中

|雑記| |太極拳| 何故だか猛烈に気になり出して、目下『五歩拳』を自主練習中なのである。 理由は、特に、無い(笑)*1。 五步拳ジェット・リーこと李連杰と並ぶ中国武術界のスター、趙長軍氏による素晴らしい演武。 ■歩型 弓歩(ゴンブー) 馬歩(マーブー) 歇歩(シェブー) 仆歩(プーブー) 虚歩(シュイブー) ■套路動作 並歩抱拳→弓歩沖拳→弾腿沖拳→馬歩架打→歇歩蓋打→提膝仆歩穿掌→虚歩挑掌→並歩抱拳 『五歩拳』とは、”太極拳” ”洪家拳”などと云った拳法門派の種類では無く…

洗髪考

|モノ| |雑記| 先週、美容院で散髪した際のこと。 途中、ふと手を止めた美容師さんがしみじみと云う。「あの。いつも思うんですが、ホビさんの髪。本当に良い髪ですよねぇ」え、そう?特別な手入れは、何もして居らぬ筈なのだが...。「髪だけじゃなくて、頭皮もすごく健康できれい。職業柄、色んなお客様の頭を見ますけど、こんなに髪も頭皮も健康な人って、なかなか居ないです」あらやだ、嬉しい!昔から毛量は多いし、髪質も関係在るのかも知れないけれど、もしかするとせっけんシャンプーだからかなぁ。…

花は花

|雑記| 原っぱや道端のあちらこちらで、オオイヌノフグリが 小さく楚々とした青い花をつけて咲いて居る。 私はこの、特に人の目を惹き付ける訳でも無い、 地味で目立たぬ野の花が、毎年この節になると、 地面の近くで、声高に主張をすることをせず、 静かに群生する様を見るのが、好きである。 人の力を借りずとも毎年律儀に同じ場所へ咲き、 人知れず枯れ、そしてまた人知れず咲いて居る。 雑草と呼ばれるものであっても、花は花。 店先に売られるものばかりが、花ではない。

前髪と口紅

|雑記| 午前中に猫らのお世話、掃除と洗濯を済ませ、 暫しほっと一息。軽い昼食の後に身支度し、 午後、曇り空の下を歩いて散髪へ行く。 「いつも通りで宜しいですか?」 はい、と云い掛けたところで、 何故だか、はたと思い直した。 「あの、いつも通りで良いのですが、 前髪には何かこう、変化と云うのか アクセントと云うのか...パキっと! 兎に角、こうパキっとしたいな、と」 ”いつも通り”の前髪は、目の上の長さで 無難に切り揃えて居り、それはそれで 気に入っては居るのだけれど、何故だ…

謹賀新年

|雑記| 元旦の朝。 拙宅の坊ちゃんらに、新年の挨拶の後、 おせちに”懐石zeppin 祝い肴”など供す。 襟付きの緑のシャツに、茶の上着。 コール天地の分厚い外套羽織って、 襟巻きには、正月らしいきりりとした赤で、 しゃんと身支度整え、昼前に自宅を出立。 新年の気持ちの良い空気を吸い込みながら、 早足で歩いて、坂の上の小さなお社へ初詣。 詫びて厳かな佇まいに、柏手打てば清々と。 風に背中を押されながら急な坂道を下る間、 自分の足で、自分の歩調で、しっかり歩きなさいよ。 そう…

ご挨拶

|雑記| 昨日で仕事を納め、ほんの束の間の休みに入った。 身支度整え、昼頃に祖父母らの墓参りへ。 風も無く、日差しの暖かな大晦日だ。 一旦帰宅して洗濯物を干し、部屋の掃除を済ませ、 小屋で一仕事。昨日ようやっと届いたばかりの ぴかぴかの棚板を、ちゃちゃっと取り付けた。 何とか年内に小屋仕事が片付き、格好が付いたかな。 大晦日に大工仕事と云うのもおかしな話だが、 是で心残り無く、清々した心持ちで年が越せる。 その後、坊ちゃんらと剣菱嬢に早めの給餌。 夕刻には再び家を出て、毎年の…

山の肉、再び

|雑記| 鉄砲撃ちをする人から、野生の猪の肉を頂戴した。 今年の一月にも届けてくれた(◆)のだけれど、 この度の肉も又、血抜きや下処理に抜かりの無い、 大変にきれいな、良い肉なのであった。嬉しい。 この人は、山で乳牛の牧畜を営む素朴な人で、 一寸、バスク人のよな顔立ちをして居る。 「昨日仕留めたばかりだけど、雌の猪だから、 煮ても焼いても、やわらかくて美味しいと思うよ」 喜んで受け取ると、こんなに喜んで貰えるなら、 また持って来てあげようね、と仰った。 袋から取り出した、真っ…

暦の残り

|雑記| |音| 何とは無し。 壁掛けの日めくり暦を改めて確認すると、 嗚呼、もうこんなに残り僅かなのだ。 先週にようやっと、カーテンと夜具を厚手の 秋冬仕様に替えてから、秋はぐんと深まり、 猫らも又、あったか芋ドーム*1に潜り込んで居る。 そろそろズボン下を穿かぬと、心許無い。 過ごして居る間は然程に感じずとも、 過ぎてしまった後で振り返ってみれば、 季節の巡りは、実にあっと云う間である。 気付けば晩秋もすぐ其処、となるのであろう。 A CHORUS OF STORYTEL…

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