双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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続・裕福な御婦人のための靴下

…】踵周り。当たり前のことながら、さすがに0号針だと編地が細かいなぁ。 |本| 今回のテキスト。Favorite Socks: 25 Timeless Designs from Interweave作者: Ann Budd,Anne Merrow出版社/メーカー: Interweave Pr発売日: 2007/04/01メディア: リング製本購入: 13人 クリック: 163回この商品を含むブログ (11件) を見るこちらより『Go with the Flow Socks』を。

裕福な御婦人のための靴下

…あるよ。ちまちま。 |本| Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet作者: Betsy Lee McCarthy,John Polak出版社/メーカー: Storey Books発売日: 2010/07/21メディア: ペーパーバック購入: 10人 クリック: 190回この商品を含むブログ (4件) を見る今回の”Winter Garden”は表紙の靴下。実は以前にも一度編んだのだけれど、贈り物として拵えたため、やはり手元に残…

続・茶色い靴下

…ことができた次第。 |本| 今やすっかり馴染みとなったテキスト。Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet作者: Betsy Lee McCarthy,John Polak出版社/メーカー: Storey Books発売日: 2010/07/21メディア: ペーパーバック購入: 10人 クリック: 190回この商品を含むブログ (4件) を見る今回はこちらより『Diamonds&Cables』を。 *1:しかしながら、この靴下。…

かまけてばかり居る

|本| |猫随想| 猫にかまけて作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/16メディア: 単行本 クリック: 33回この商品を含むブログ (192件) を見る暇さえ在れば、猫にかまけてばかり居る。拙宅の猫にかまけるのは勿論、路上に出くわす猫や、今は記憶の中に住む猫ら。果てはやれ、活字の中の猫にさえ現前とかまけて居る有様である。こと一冊まるっと猫について綴られたものなどは、それがたとい他所宅の猫であっても、読んで居るうちに何やら近しい存在のよな気がして、…

茶色い靴下

…味はベージュ、茶、オレンジの三本が撚り合わさって出来て居り、糸自体の撚りはかなり甘め。 |本| この度はこちらのテキストより「Lacy Days」を。Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet作者: Betsy Lee McCarthy,John Polak出版社/メーカー: Storey Books発売日: 2010/07/21メディア: ペーパーバック購入: 10人 クリック: 190回この商品を含むブログ (4件) を見る

クラシカルアランセーター

…る。模様の向きなどが関係して居るのだろうが、慣れぬので編み難いことこの上無く、特に巻き増し目には梃子摺らされた。 アラン模様色々。 変わりゴム編みだの、ハニカム使いだの、トレリス(かしら?)だの。やっぱりアラン模様を編むのは愉しいな。 |本| お馴染みのテキスト。 今季もお世話になりました…。冬の日の編みもの作者: 三國万里子出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2012/10/19メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 131回この商品を含むブログ (14件) を見る

赤い靴下

|手仕事| |本| 予てより赤い靴下が欲しくて、出先では必ずと云って良い程、靴下売り場をちょこちょこ覗いて居るのだけれども、是がなかなか見付からぬもので、たとい見付かったとしても、只の綿のリブ編みであったり、余計な柄が入って居たり。世間一般での需要が極めて少ない所為なのか否かは知らねど、このままだと一向に埒が明かぬので、ならば自分で編んでしまえ!と相成った訳である。 +++ 木の葉模様の赤い靴下。 "Embossed Leaves Socks"糸は太目の中細、針は二号を使用。…

毛糸の靴下

|本| |手仕事| 幾冬か前に”猪谷靴下”(◆)で靴下編みを知って以来、余り毛糸などでちくちくと是を拵え、冬に身に着ける毛糸の靴下の快適さを感じ入ることしきり、なのである。しかしながら、この猪谷靴下。大変に暖かで丈夫ではあるものの、その丈夫であるが故の地厚さに加え、糸やデザインの選択肢が限られると云う難点も在る訳で、そろそろ他の靴下編みの手法も知りたいな、と思い始めたところ。Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet作者: Be…

緑のアランカーディガン

…安心できるんだな。 |本| 今回のテキスト。 こちらから表紙のカーディガンを。毛糸だま 2012年 冬特大号 (Let's knit series)出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社発売日: 2012/11/05メディア: 大型本 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見るこの雑誌は一冊の中にも、良し悪しのムラが在ると云うか、一寸「あれ?」って作品も多いので(笑)、滅多なことでは手には取らぬのだけれども、たまに素敵な特集が組まれて居るときは別。ちいと値は張るもの…

黒と白のカーディガン

|手仕事| |本| 三國女史の新刊『冬の日の編みもの』より『黒と白のカーディガン』仕上がる。 本を手にしたときから「表紙の是、編みたい!」と想ったのだ。袖は筒状、身頃も前後一緒に一枚で編んでゆく仕立て故、両端を接ぎ閉じる手間隙も無く、糸は二色のみで模様自体も単純。しかしながら、何せ"編み込みの往復編み"と云うのが初めてなもので、裏を見ながら編むのに思いの外苦戦。一模様編み終える頃に、ようやくコツが掴めて慣れてきたのだけれど、慣れたとは云っても、編み込みは輪にして編む方が断然楽…

やわらかい温度

|本| 田舎暮らしの猫 トビー・ジャグと過ごした英国の四季作者: デニスオコナー,マクマーン智子出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2011/07/14メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 猫の冬支度用に、 フリース生地で小さな毛布を二枚拵えた後、 マグカップにミルクティを淹れる。 秋らしい夜の静かな肌寒さへ身を沈め、 或る風変わりな一匹の猫とその主の物語を読み進めるうち、 傍らの若猫と接した一点から、仄かに体温が伝わ…

おかえり

|本| Coyote No.47 特集:今、野坂昭如出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2012/09/22メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (4件) を見る この夏『coyote』がひっそりと復刊へ動いて居たのを、 不精の所為で、発売も間近になってから知った。*1 長い旅に出て居た旧い友が、ひょいっと 帰ってきたみたいで、とても嬉しい。 私にとっては、単なる”雑誌”なんかじゃなかった。 もすかすると今の時代には、古臭いだ…

お洒落雑誌考

|本| |徒然| POPEYE (ポパイ) 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2012/06/08メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見るPOPEYE (ポパイ) 2012年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2012/08/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 『POPEYE』がリニューアルした、と云う話を遅まき…

私家版 届く

|本| |猫随想| 小糠雨そぼ降る肌寒い午後、先月末『blurb』へ注文した爺さんのアルバム(→ ■)が予定より十日も早く届いた。 平たい段ボール箱に入ったアルバムは、自分で拵えたものの筈だのに、何だかよそ行きみたいな体裁に仕上がって送られて来て、少々こそばゆい。包みを解いて、そろりそろり。一頁ずつめくれば、しみじみ感慨深いのと同時に、生前の爺さんを否応無く想い出させるものだから、ついこみ上げてきて、ほろりとなった。 +++ 表紙。 『人生足別離。』なんて、一寸格好つけ過ぎち…

ものぐさの庭仕事

…の刈り込みである。 |本| 長年の愛読書、二冊。イリスの庭―自然が続くパリのガーデニングものがたり作者:イリス・L. シュリヴァンメディア: 単行本「イチゴなどの新芽をカタツムリに食べられてしまうのを防ぐためには、殺虫剤を使うより、できるだけ彼らを捕まえるようにしている。捕まえたカタツムリはかごに入れて、生け垣の下から戸外へ逃がしてあげる。これは生き物の生命と庭との調和を守る一つの方法。私は家を背負って歩くこの小さな生き物にいつでも特別な親しみを覚えるから。」 Derek J…

白黒写真

…幾ら刻み付けたって、ちいとも足りやしなかっただろうけれど。 改めて『爺様寫眞館』に納めよう。 2011/11/14 2011/11/15 2011/11/23 RIP |本| [asin:4582764541:detail]チロ愛死作者: 荒木経惟出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/09/18メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 102回この商品を含むブログ (31件) を見る愛する者の、彼岸へ旅立つ姿を見送るってのは。Aとチロの二十年。生の記録。

猫と人

|猫随想| |本| 再び女たちよ! (新潮文庫)作者: 伊丹十三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/26メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (25件) を見る先日のエントリ(→■)の冒頭で触れたのが、この伊丹氏の名エッセイ『再び女たちよ!』である。折角の機会なので、同書に収録され、同じく猫について書かれた「我が思い出の猫猫」の中から、ひとつ素敵な箇所をご紹介したい。 氏は「どうして猫が好きなの?」「ねえ、あたしとコガネとどっちが…

詰め込む

|本| 出発点―1979~1996作者:駿, 宮崎徳間書店Amazon ぐだぐだと身動きの取れぬときは、無駄に抗わず、 只読んで詰め込むのが良い。そのうち体の内側から じわじわと何かが湧き起こって、先の見通しが立ってくる。 分厚い本書を、あちこちランダムに読むのが好きだ。 何処から読んでも、何処を読んでも、良い。 |蹴球| ■カンピナート第22節 ミラン VS ナポリ ミラン 0 − 0 ナポリ ■カンピナート第23節 ウディネーゼ VS ミラン ウディネーゼ 1 − 2 ミ…

耳まで暖かい帽子

|手仕事| |本| 『編みものワードローブ』より「耳まで暖かい帽子」なんぞ編んでみた。編みものワードローブ作者: 三國万里子,スタイリング:岡尾美代子,横浪修,中辻渉出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2010/09/16メディア: 大型本購入: 15人 クリック: 385回この商品を含むブログ (29件) を見る はい。正面向いてご挨拶。 お次は横顔。ついでに後ろ姿も。 この、一寸ヘンテコで愛嬌の在る風貌。 はに丸か?ペジテのアスベル王子か?と云った格好だが、 何せ私は…

アランの衿つきカーディガン

|手仕事| |本| 一週間程前に取り掛かった、三國氏による『アランの衿つきカーディガン』が、何やら思いの外、早くに仕上がってしまいましたヨ。*1 当初はテキスト表紙のカーディガンを編もうと考えて居たのですが、どう考えてもぱつんぱつんな着姿となりそうでしたので、アラン模様の方にしましょう、と。けれど糸の色はやっぱり青が良いので、少し暗めのコバルトブルーの糸を選んだ次第。 こちらが完成品。先ずは正面と後姿をば。 この、しっかりと余裕の在る大きさが良し。 今回のアラン・カーディガン…

苦瓜三昧と二、三の事柄

…ばかりで、そうなると当然、写真の方とて 気抜けた寝姿ばかりである。芸の無いのは、お互い様か。 |本| おお!今年も出ますヨ!三國氏の新刊。 勿論、早速に予約しました。ムフフフ。 きょうの編みもの作者: 三國万里子,スタイリング:岡尾美代子,長野陽一,中辻渉出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2011/09/16メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 190回この商品を含むブログ (23件) を見るこの表紙のカーディガン、素敵だ…。 嗚呼もう、待ち遠しいったらないねぇ。

正統の洒脱

|本| ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)作者:伊丹 十三発売日: 1976/07/25メディア: 文庫度々、想い出しては頁をめくる愛読の一冊である。昨晩も、寝床の上でつらつらと拾い読みなどして居たのだけれど、「銀座風俗小史」と題した、当時の若者のファッション事情を綴る考察の中に、こんな件りが。 時代は進化しているのであろうか、それとも単に移り変っているのであろうか。若ものたちの趣味が、このような低い次元で、根無し草のように漂っていることは困ったことだと思うのです。…

そんなことをずっと考えて居た

|映画| |本| 前日エントリにて、『風の谷のナウシカ』について触れたので、折角だから書いておこうと想う。ラピュタを最も好きな作品に挙げたものの、やはりナウシカを外すことはできない。何故ならここで描かれたテーマは、以降も氏の作品の根底を成してゆくからである。古代のラピュタ人は極めて高度な文明を築き上げ、恐ろしい破壊力を持った兵器を操ったが、土(自然)を捨てたが故に自ら滅んでいった、と語られる。『もののけ姫』も又、物語の舞台が古の日本と云う相違こそあれ、圧倒的な荒ぶる自然の力、…

山模様

…が見当たると云うし、 山道とて同様。それを知りつつ出掛けるのは、さすがに 利口とは云えまい。空になった皿を隅に寄せれば、 日課宜しく、短い小さな揺れが冷やかしに訪れた。 こんな風に素敵な山模様を前にして、手も足も出ぬ。 舌打ちし、苦々しい心持ちして、煙草を巻く。 |本| 若き日の山 (yama‐kei classics)作者: 串田孫一出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2001/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る珈琲を淹れ直す。行けずとも、心馳せる。

This quiet moment

|音| |本| 白黒の頁を辿る胸中に、穏やかな静寂の響きを留める。 6 Cello Suites (Dig)発売日: 2007/10/09メディア: CD小さな家―1923作者:ル・コルビュジェ発売日: 1980/01/01メディア: 単行本

簡素で明朗

…渋めで素敵です。) |本| 猪谷六合雄スタイル―生きる力、つくる力 (INAX BOOKLET)作者:猪谷六合雄,INAXギャラリー企画委員会発売日: 2001/06/15メディア: 単行本(ソフトカバー)さて。その猪谷氏の暮しぶり、人となりの窺える本書。僅か七十頁程の作りではあるものの、既に絶版となった著書より抜粋された文章や、氏自らの手による貴重な写真も、ふんだんに盛り込まれて居る。特に小屋好きにとっては、山小屋に関する頁が愉しく、各小屋小屋の見取り図、工夫、設えなどの詳…

猪谷さんの靴下

|本| |手仕事| 編み物を嗜む方であれば大抵は、中途半端に余ってしまった毛糸をお持ちかと思う。或る程度の残量なら、他の糸と合わせるなどして、小物を拵えることも出来ようが、ほんの僅かばかり残った余り糸と云うのは、使い道にも難儀することが多く、結局、保存袋へ仕舞われたままとなりがちなのではなかろか。私の手元にも、長さ太さ其々まちまちの余り糸がいい加減に貯まり、はて。これらをどうしたものかしらと、いよいよ考えあぐねて居たところ、例によって 『暮しの手帖』 が助けとなった次第。 暮…

益々蔓延中

|戯言| |本| 本屋を徘徊中に発見。 やれやれ。山ガールとやらの騒ぎも 遂にこんなところまで来てしまったか。 ランドネ 12 2011年 2月号作者: ランドネ編集部出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2010/12/21メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るええと、何々。 “あったかほっこり”を楽しむ、真冬のアウトドア? ミニダッチでじっくりコトコト料理を召し上がれ? もこもこブーツでいく週末の牧場旅? いつだかの 『フィガロ』 も相…

『暮しの手帖』のアランセーター

|手仕事 |本|| 是はもしや、年内に仕上らぬのでは…と思われた件のアランセーター。 何とか仕上りました。しかし。如何せん、デカイです。*1 しかも、男っぷりが宜しいと云いますか。何しろ、ごっつい。そもそもアランセーター自体、海の男たちのものだったのですから、それで当然なのですが、このセーターの仕立て方が独特なのと、糸の太さと針の号数を変えて、テキストの指定よりも大きめとなるよに編んだので、尚更です。 意気揚揚と自分用に編みましたが、もしかすると、父のところへ行くやも知れませ…

鍋焼きうどんとアラン編み

|手仕事| |本| 日中はさほどでもなかったのに、日が落ちた途端、急に冷え込んできた。足元のうす寒さに、堪らず膝掛けを取り出して重ねる。嗚呼。こんな夜は、鍋焼きうどんが食べたいものだなぁ。 さてさて。十月に入ってから取り掛かって居た、アラン編みのカーディガン。「遅くとも年内に仕上れば良い」 と云うくらいの、気長な塩梅に進める予定であったのが、其処はやはり、せっかちの哀しさか。前後の身頃や左右の袖など。各パーツの合間合間に、休みつつ、気分転換の小物を挟みつつ、結局は三週間程で仕…

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