双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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続・続・裕福な御婦人のための靴下

|手仕事| 一先ず、今回依頼分の靴下は是で全て引き渡し完了。 糸はアクリル混の中細糸を、針は一号針を使用した。写真だと少々明るめだが、実際の色は臙脂寄りの深い赤。重ね履きにも対応できるよに、程好くゆったりめとした。 さて。依頼主である裕福な御婦人は、御歳七十余。*1お洒落ですらりと背高、手仕事の品に対して深い理解を持った御婦人で、出来上がった品を手渡す度に大層喜んで下さる。「未だ履くのが勿体無くて、いつも箪笥から取り出して並べては、うっとり眺めて愉しんで居るのよ。履くときには…

続・裕福な御婦人のための靴下

|手仕事| 先日ちょろっと途中経過に触れた靴下が仕上がった。 透かし模様たっぷりのレーシィな靴下は、明るい青で。糸はアクリルが少しだけ混じった中細糸、針は0号を使用した。毛糸の靴下ではあるが、全体に透かしが入って居る編地故、これからの季節にも宜しいかしら、と。しかしまぁ、是でようやっとお役目を終えて肩が軽くなったヨ。え、何?あと一足残ってるの?嗚呼、もう一踏ん張りせねば・・・。 +++ 【左】編み地のクローズアップ。透かし模様自体は細かで繊細に見えるが、実際のところは、掛け目…

裕福な御婦人のための靴下

|手仕事| って書くと何やら『○○のための習作』とか『○○のための協奏曲』みたいだが、 先だって御婦人より依頼を受けた靴下である。先ずは一足、仕上がったぞよ。 ”Winter Garden”と名のついたデザインは、編み込み模様とボーダーとの組み合せが印象的。糸は中細の純毛糸、針は1号針を使用。今回はシックな色味としたけれど、鮮やかな強い色同士を合わせても面白そう。 +++ 【左】カフ部分。履き口の飾り編みと、まあるい小花の編み込みが、ちょいと大人の少女趣味。 【右】踵部分。こ…

続・茶色い靴下

|手仕事| 前回(◆)の糸が未だ余って居たので、もう一足靴下を編んでみた。*1 中央にダイヤを配し、他はケーブルとガーター編みとで構成。シンプルながらも、全体の模様のバランスが素敵な靴下に仕上がった。履き口は変わりゴム編みで、一寸緩めの作りとなって居り、ぴったりしたのが苦手な人には丁度良い。 ところで。竹と金属の接合部に掛かる力が強い所為か、竹製の一号短輪針を既に二本も破壊してしまったので、この度は独Addi社のスチル製20cm輪針(2.5mmで一号相当)を購入し、是を使用。…

毛糸・けいと・ケイト

|手仕事| 今季編んだモノたち、総ざらえ。*1 2012年11月 2012年12月 2012年12月 2012年12月 2013年1月 2013年2月 2013年3月 2013年3月 靴下だけは今も編んで居るけれど、心早くも、秋が待ち遠しい。 *1:この他にも、頼まれ物や差し上げ物などの小物類をちょこちょこ編んだ。

茶色い靴下

|手仕事| 先だってのアランセーターと平行して進めて居た靴下が完成。糸は先月、特売となって居たのを買い求めたもので、茶系のミックス調が何処か懐かしいよな昭和的色合いなのだが、意外やイタリア製。あまりにも地味な所為か、この色だけ随分と売れ残って居り、しかし私はじじむさい色が好きなので、迷わず手に取った。ウールに二割程アクリルが混じって居るので丈夫だし、一寸さらりとした手触りが春先にも丁度良い。この中細糸を一号の針でもって、只ひたすらに、ちくちくちくちくちくちく・・・・・そう。手…

クラシカルアランセーター

|手仕事| 『冬の日の編みもの』より「クラシカルアランセーター」仕上がる。 並行して編んで居る靴下を除けば、是が今季最後の編み仕事である。ところが季節は何とも煩わしい花粉の節。朦朧とした頭で、ふがふがいがいがとなりながら編んで居ったため、先ずは身頃裾のゴム編みの上に、数段入る筈のガーター編みをすっ飛ばしてしまい、続いて模様と模様を仕切る細いラインを、全く別の二目のケーブルで編んでしまい、更にそれらに気付いたのが、前後の身頃を全て編み終えた後…と云う失態を犯してしまった。しかし…

ドワーフの指ぬき手袋

|手仕事| 昨年末より下書きに入ったまま、ずっとお蔵入りとなって居た本エントリ。幾ら何でも簡単過ぎやしまいか、と云うのがその理由なのであったが、しかしながら、折角編んだのに日の目を見ぬと云うのも、何やら可哀相な気がしたもので、この度、蔵出しと相成り候。 以前にアランセータで使った糸が一玉程余って居たので、冬場の自転車用に簡単な指ぬきの手袋なんぞ拵えてみた。何せ糸の量が量なので、端から潔く模様を組み込むのは諦め、従ってゴム編みだけの簡単な作りとした次第。映画『ホビット』の中でド…

赤い靴下

|手仕事| |本| 予てより赤い靴下が欲しくて、出先では必ずと云って良い程、靴下売り場をちょこちょこ覗いて居るのだけれども、是がなかなか見付からぬもので、たとい見付かったとしても、只の綿のリブ編みであったり、余計な柄が入って居たり。世間一般での需要が極めて少ない所為なのか否かは知らねど、このままだと一向に埒が明かぬので、ならば自分で編んでしまえ!と相成った訳である。 +++ 木の葉模様の赤い靴下。 "Embossed Leaves Socks"糸は太目の中細、針は二号を使用。…

毛糸の靴下

|本| |手仕事| 幾冬か前に”猪谷靴下”(◆)で靴下編みを知って以来、余り毛糸などでちくちくと是を拵え、冬に身に着ける毛糸の靴下の快適さを感じ入ることしきり、なのである。しかしながら、この猪谷靴下。大変に暖かで丈夫ではあるものの、その丈夫であるが故の地厚さに加え、糸やデザインの選択肢が限られると云う難点も在る訳で、そろそろ他の靴下編みの手法も知りたいな、と思い始めたところ。Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet作者: Be…

緑のアランカーディガン

|手仕事| 昨年末より編み進めて居たアランカーディガン、仕上がる。 そもそもはセーターを編もうと想って居たのに、結局は又、カーディガンを編んでしまった。 さて、こちら。本来なら取り外しのできるフードが付くのだけれども、特に必要が無かったのと、毛糸の節約にもなるので、あっさり却下した他、ポケットの付け方は、分かりづらい指定を無視。袖と裾のゴム編みについても、身頃から目を拾って逆に編むのが面倒なので、普通に作り目をして下から編み、襟の始末もゴム編み止めでは無く、伏せ止めで…等々。…

余り毛糸の使い道

|手仕事| 何だかんだで結局三部作となった『ホビット』の公開が間近に迫り、ちょいと懐かしくなって、DVDは『旅の仲間』の製作ドキュメンタリなぞ観て居たところ、ホビット村の出来具合を確認に来たPJの、何やら色使いがかあいらしいニット帽に目がゆく。てっぺんにポンポンの付いた折り返しタイプの、手編みと思しき変哲無いニット帽なのであるが、編み物好きの癖と云うのは厄介なもので、こうした際、つい作りや編み地など観察してしまうものなのである。 そのPJ帽。見た所、作り目を白にした折り返し部…

モヘアのトリニティカーディガン

|手仕事| 『冬の日の編みもの』より『モヘアのトリニティカーディガン』仕上がる。 小物製作を幾つか挟みながら、ちまちまと編み進めて居たカーディガン。モヘア使いと云うと、どうしてもガーリイ過多になりがちのものが多く、つい気後れして敬遠して居たのだけれど、こちらは同じモヘア使いでも、何処か気の抜けたよな、とぼけた佇まいが如何にも三國さんらしくて魅力的だし、色味も押さえ気味なのが良いなぁ、と。編み出しが水玉みたいだから、サリンジャーの新潮文庫なんぞ添えてみる。 +++ 正面と後姿。…

黒と白のカーディガン

|手仕事| |本| 三國女史の新刊『冬の日の編みもの』より『黒と白のカーディガン』仕上がる。 本を手にしたときから「表紙の是、編みたい!」と想ったのだ。袖は筒状、身頃も前後一緒に一枚で編んでゆく仕立て故、両端を接ぎ閉じる手間隙も無く、糸は二色のみで模様自体も単純。しかしながら、何せ"編み込みの往復編み"と云うのが初めてなもので、裏を見ながら編むのに思いの外苦戦。一模様編み終える頃に、ようやくコツが掴めて慣れてきたのだけれど、慣れたとは云っても、編み込みは輪にして編む方が断然楽…

爺様の冬支度

|手仕事| 一昨年『針と糸+猫』(→■) と云う、小さな編み物の本を買ったら、其処へ紹介されて居た、おめかし用の猫ケープがかあいらしかったので、そのうち爺様にも編んでやろうかな、と想いながらも、よくよく考えたら必要ないよな気もしてきて、結局、爺様の存命中に編まれることは無かった。 折りしも無情な寒波が押し寄せて居た、先週のと或る日。掃除のついでに、爺様の骨壷を拭いてやろうと手に取れば、まあ冷たいこと冷たいこと。つい気の毒となって、掌に包んで温めてやったのだったが、真白い骨壷の…

『暮しの手帖』のアランセーター 二号

|手仕事| 『暮しの手帖』2008年12月号のアランセーター、再び。である。 第一号は父に貰われていったので(◆)、この度は満を持しての自分用。昨年末から、暇を見て少しずつ編み進めて居たのだけれど、途中で叔母からカーディガンの依頼が入ったため、一時中断。一先ずはそちらを編み終えて無事引き渡し、暫し休んだ後、再び取り掛かった次第。糸は濃い茶寄りの深みの在るメランジ調モスグリン、とでも云えば良いだろか。色調や質感はシェトランドのものに似て居り、合太寄りの随分と細身な並太糸。こいつ…

カーディガン再び

|手仕事| 『ほぼ日』は「三國万里子の編み物の世界。」にて、三國女史の担当編集者の女性が着て居たカーディガン。(→■ 以下”お手本”) となると当然、三國女史の手によるものと思われるが、是が実に素敵だったもので、モニタ上で編地をしげしげと観察。凡その見当がついたところで是を基にし、後は自分なりの手を加えて編んでみた。衿を参考に編んだ前作が母行きとなったので、今作は私用である。 +++ 毛糸は、比較的やわらかな風合いの極太糸を使用。 深緑との間で迷った末、結局は明るめの茶を選ん…

カーディガン、母へ行く。

|手仕事| 先月から、ゆっくり編み進めて居た赤紫のアランカーディガン。 とうとう仕上がって、母の元へ貰われて行ったのでした。 (釦は仮付け。後日、改めて木製のを買い求め付け替えた。) +++ 寸法や仕様は以前に編んだもの(→■)を参考に、自ら模様を組み立て、編み図をおこした。当初は自分用にと編み始めたのだけれど、途中で合わせてみたら、是が思いの外小さめで、ざっくりたっぷりさせたかった思惑とは、ちいとばかり違ってしまった上、少々深めの赤紫が、どうも似合わぬときた。其処へふと、編…

本日のザ・スミス

…TOTP)モリの動きに、分かっては居てもイラっとくる(笑)。 +++ この写真、好きだ。 高校生の頃、ルーズリーフのファイルに入れてたの。 モリッシー団。かあいいよね。 Aちゃんは今、ここに加入したいらしい・・・。*1 |手仕事| 「耳まで暖かい帽子」(→■)追記。 こちら、色違いの国防色。 何だか、ケロロ軍曹みたいだな・・・。 *1:「ホビちゃんがスミス聴いてた頃、私はR.E.Mだったんだよね。それが何故か今頃になって、猛烈にモリが気になるの。どうして?」知るか、そんなの!

耳まで暖かい帽子

|手仕事| |本| 『編みものワードローブ』より「耳まで暖かい帽子」なんぞ編んでみた。編みものワードローブ作者: 三國万里子,スタイリング:岡尾美代子,横浪修,中辻渉出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2010/09/16メディア: 大型本購入: 15人 クリック: 385回この商品を含むブログ (29件) を見る はい。正面向いてご挨拶。 お次は横顔。ついでに後ろ姿も。 この、一寸ヘンテコで愛嬌の在る風貌。 はに丸か?ペジテのアスベル王子か?と云った格好だが、 何せ私は…

アランの衿つきカーディガン

|手仕事| |本| 一週間程前に取り掛かった、三國氏による『アランの衿つきカーディガン』が、何やら思いの外、早くに仕上がってしまいましたヨ。*1 当初はテキスト表紙のカーディガンを編もうと考えて居たのですが、どう考えてもぱつんぱつんな着姿となりそうでしたので、アラン模様の方にしましょう、と。けれど糸の色はやっぱり青が良いので、少し暗めのコバルトブルーの糸を選んだ次第。 こちらが完成品。先ずは正面と後姿をば。 この、しっかりと余裕の在る大きさが良し。 今回のアラン・カーディガン…

仕事着のエプロン

|モノ| |手仕事| 普段、好んで身に着けるエプロンは、腰から下の前掛け式である。ところがつい先日。たまたま真白いシャツなど着て調理して居たら、一寸の余所見の隙に、其処へものの見事トマトソースが撥ねたものだから、あら大変。やはり調理時においては、胸当ての付いたエプロンが相応しい。勿論、重々承知のことであるのだが、市販の品の寸法・仕様だと、首に掛ける紐次第で変に肩が凝ったり、腰の辺りで余分な布が遊んでだぶついたりと、小柄な我が身には、所詮あれこれ調節したところで限度が在り、どう…

曰く付きアランセーター

|手仕事| 前作 (→■) で調子付き、再び自ら起こした編み図でもって、この冬最後のセーターを仕上げる。大した技量も無いわりには、分不相応。手の込んだものに惹かれてしまう性分なのは、全く困ったもので、身頃にも袖にも面倒な模様を選んでは、編み図を幾度も書き直し、下手の横好きなりに渾身の一着…となる筈も、万事において詰めの甘いのが、私ホビのホビたる所以であったことを、つくづくと思い知る。 計算上では凡そ13玉が必要であったのだが、地元の毛糸屋で見付けた特売糸は丁度10玉。足りぬ分…

簡素で明朗

|手仕事| 件の 「猪谷さんの靴下」 (→■)ですが、ありとあらゆる半端毛糸をほぼ使い切る形で、その後も幾つかを編み終え、既に日々の欠かせぬ要員となって居ります。 左から一号。二号。四号。 (三号と五号は其々、然るべき方々の元へ嫁いでゆきました。) 何れも数回の洗濯を経て適度に目が詰まり、5〜7ミリ程縮んだところで落ち着いた模様。*1そうやって履く毎に、益々足へ馴染んでゆくのだ。 編み針は6号針を使用、糸は其々適当に見繕って。 (踵とつま先には、中細を一本足してある。) 左か…

アランセーター再び

|手仕事| 父へ貰われていったセーター*1に代わリ、自分用にと改めて取り掛かったアランセーター。今回は一念発起。テキストから既成のデザインを使わず、自ら編み図を組み立てることとした。*2参考としたのはスティーヴ・マックイーン氏のセーターであるが、使用する毛糸の太さと針の号数、己の寸法などを考慮した上で、模様の組み合わせ云々を練り直し、ようやく編み図の上がったところから、いざ編み始めて十日と少々。些か怪しげな編み図故、心配であったのだけれども、思いの外首尾良く仕上ったので、ご報…

猪谷さんの靴下

|本| |手仕事| 編み物を嗜む方であれば大抵は、中途半端に余ってしまった毛糸をお持ちかと思う。或る程度の残量なら、他の糸と合わせるなどして、小物を拵えることも出来ようが、ほんの僅かばかり残った余り糸と云うのは、使い道にも難儀することが多く、結局、保存袋へ仕舞われたままとなりがちなのではなかろか。私の手元にも、長さ太さ其々まちまちの余り糸がいい加減に貯まり、はて。これらをどうしたものかしらと、いよいよ考えあぐねて居たところ、例によって 『暮しの手帖』 が助けとなった次第。 暮…

灰色セーター

|手仕事| 暮しの手帖 2008年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 暮しの手帖社発売日: 2008/11/25メディア: 雑誌購入: 6人 クリック: 35回この商品を含むブログ (17件) を見る 二年前の『暮しの手帖』より、アランセーターに着手。 編もうと思いつつ、つい先延ばしになって居たのだが、 いやはや。是は実に骨の折れる編地であるなぁ。*1 三日掛かりで後ろ身頃を終えた。年内に仕上るかしら。 *1:難易度は ”ちょいと手馴れてきた初心者向け” と思しき記述であ…

フェアアイルヨークのセーター

|手仕事| 先週末から取り掛かって居た、丸ヨークのセーター。昨晩に仕上がる。 ヨークの編み込みに辿り着くまでは、前身頃、後ろ身頃、両袖と、ひたすらにメリヤス編みの砂漠の続く道のり。しかしながら、背筋を正すよな。差し詰め硯に墨を磨るが如き静寂の心持ちで、それもまた宜しいのである。 □□□ こちら完成品。 仕上がりは、小さ過ぎず大き過ぎず。 寸法の塩梅も色合いも丁度良い。 フェアアイルの丸ヨーク部分へ寄ってみましょか。 愉しい編み込みと、その裏側であります。 しかし。 其処へ辿り…

鍋焼きうどんとアラン編み

|手仕事| |本| 日中はさほどでもなかったのに、日が落ちた途端、急に冷え込んできた。足元のうす寒さに、堪らず膝掛けを取り出して重ねる。嗚呼。こんな夜は、鍋焼きうどんが食べたいものだなぁ。 さてさて。十月に入ってから取り掛かって居た、アラン編みのカーディガン。「遅くとも年内に仕上れば良い」 と云うくらいの、気長な塩梅に進める予定であったのが、其処はやはり、せっかちの哀しさか。前後の身頃や左右の袖など。各パーツの合間合間に、休みつつ、気分転換の小物を挟みつつ、結局は三週間程で仕…

毛糸と風景

|手仕事| アラン編みのカーディガンに取り掛かって 数日が経ち、後ろ身頃をじきに編み終え ようとして居る。元来がせっかちな質故に、 いつもならば、つい気が急いて他の部分も 続けて編んでしまうところなのだけれど、 一先ず小休止。合間に小物を挟むなどして、 のんびり構えて。今年はじっくり十分に、 時間をかけて仕上げたい、と想って居る。 アラン編みに強く心惹かれて止まぬのは、 複雑な編み模様の習得や、行程そのものの 愉しさに依るのは勿論だが、雄雄しく堅牢な、 その無骨の佇まい。編地…

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