双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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由無し事と蹴球覚え書

|戯言| ■深夜のテレビ画面に張り付いて、忍びちゃんが『コズミック フロント☆NEXT』”超巨大ブラックホール誕生の謎”の解説映像に、じいと見入って居た。忍びちゃんは、やっぱりブキミちゃん。 ■折角の編み物の季節到来だと云うのに、さっぱり編みエンジンが作動しないなぁ、と思ったら、今年は三國氏の新刊が出ないからなのであった。成る程ね、と納得するのも何なので、靴下と帽子なんぞ編み始めた。良い塩梅にエンジンが動き出したら、その内にチョッキでも編みたい。 ■白菜を大量に頂戴したのは良…

由無し事

|戯言| ■実に様子の良い長袖の功夫着上下を見付けた。勿論、注文した。 ええ。李小龍や周星馳が着てたのと同じですけど、何か? 要するに、結局は只の功夫オタクじゃないかヨ...。 ■一週間程前から、剣菱嬢がせっせと夜も戻って来て寝泊りをして居る。と云うことは、もう殆どここに住んで居るも同然である(笑)。 ■若旦那が芋ドームの上に乗っかって、つぶれ芋として使うのを見た忍びちゃんが、それを律儀に真似するので、拙宅の猫ドーム類はことごとくつぶれて居る。

由無し事と開幕戦

|戯言| ■近頃のサイモン・ペッグときたら、ビール腹もすっきりしちゃって、何だか遠い人になっちゃったなぁ。だって我々のサイモン・ペッグは、家電屋のショーンで、エンジェル巡査部長だもの...。それでも好きだけどさ...。 ■先日放送の『サラメシ』に出て居た、大井川鉄道のSL機関士氏が、昭和の映画俳優みたいなキレのある男前だった。目が釘付けだった。 ■注文してあった功夫着上下が届く。縫製は思いの外しっかりして居るし、生地もなかなかで着心地、様子共々実に宜しい。尚、襟裏とズボン裏に…

食い意地 愚かしき個人的な嗜好

|戯言| 天麩羅にソースをつけて食す人が在るが、 予てより、どうにもあれには賛同できない。 からりと揚がった天麩羅は、生醤油、 もしくは、正統な天つゆでこそ食したいと想う。 しかし。 一晩置いた、前日の残り物の天麩羅、 それも茄子に限ってだけは、例外である。 かき揚げや海老などは是に含まれぬが、 何故だか、前日の残り物のふやけた茄子だけには、 醤油でもつゆでもなく、断然ソース*1が合うのだ。 天麩羅を拵えるときは、是が食べたいがために 茄子ばかりを多めに揚げて、わざわざ残す程…

由無し事

|戯言| ■故・アーロン爺のためにお供えした今年の茄子は、去年のよか早そうなのを選んだ。本来なら茄子は帰りの牛で、胡瓜が迎えの馬なのだろうけれども、まぁ、爺さんはおっとり猫だったので、どっちも牛で良いよね、と(笑)。 ■毎年恒例、怒涛の盆休み週間が未だ二日も残って居るヨ...。早く終わってくれ。そして、平静よ戻れ...。 ■で、そんな怒涛で蓄積した真っ黒いイガイガが、危うく容量オーバーになりそうだったため、夏用の半袖の功夫着*1を注文して解消(笑)。正しい目的で有意義な物事に…

由無し事

|戯言| ■一声掛けるでも無く、スマホで店内の写真を撮りまくる不躾な輩が多くて、ほとほと閉口気味の昨今。きちんと許可を求める人は、極めて稀である。が。 「フェイスブックに載せたいので、写真を撮っても良いですか?」 まぁ、そんな昨今ですからね、断りを入れると云うのは非常に感心だけれども、太字の部分は余計じゃないか?しかも何故ドヤ顔?ああもう、何か凄くモヤモヤする! ■先日、何かの拍子に『キャンディ・キャンディ』の話になった際、登場人物の中で誰が好きだった?と聞かれたので「そりゃ…

由無し事

|戯言| ■子供の頃から「冥王星」と聞くと、底知れぬ戦慄を覚える*1。否、正確には、土星までなら大丈夫なのだが、そこから先が、どうにもおっかないのである。太陽系に属しながらも、其処は太陽の光の殆ど及ばぬ、遠い暗い闇の世界である。 ■マララさんのよな立派な十八歳を見ると、己が同じ歳頃に如何様であったかを想い出しては、全く以って猛烈に申し訳ないよな心持ちとなる。ああもう、生まれて、すみません...(笑)。 ■気温がいきなり三十度を越え、猫らは超省エネモードで運転中。平素は腹など決…

小屋と由無し事

|小屋仕事| |戯言| ■今日は出勤前に一仕事。前回貼れなかった分の妻小壁のコンパネ貼りと、防水紙貼りの後、屋根が乗る前に済ませたい場所をコーキングした。未だ午前中だのに、結構気温が高くて汗をかいてしまい、仕事の前にささっと水浴み。暫くしてAちゃんと母*1が出勤してきたので、嬉々として小屋の進み具合を見せたところ、 「えー、本当に一人で作っちゃったよ、この人は」 「まったく、よくもまぁ...」 「私なら材木一本担ぐことを考えただけで、もう絶対に嫌だー」 などと、半ば呆れ顔であ…

由無し事

|戯言| ■知り合いの小母ちゃんに「え〜っ!うちの娘が一人で小屋なんか作るって云い出したら、お父さんにものすごく怒られるわよ!そんなの出来っこないし危ないから絶対駄目!って怒るわよ〜」と云われた。うちの父親は...怒るどころか手伝ってくれる。尤も。普通の娘は一人で小屋なんか作りたがらない、と想うけれども(笑)。 ■剣菱が随分と寛いで眠って居る風だったので、背中にそっと触れてみたたところ、とろんと片目を開けただけであった。お、是はもしかするといけるか?と再度触ろうと手を伸ばした…

由無し事

|戯言| ■気付けば暦は師走の只中。ここ暫くは若旦那のお小水関係だの通院だの、剣菱の世話だの篭絡計画だの...と殆ど不可抗力から猫にかまける一方で、長引く己の咳風邪すら後回しであったのだが、本日ようやっと、麦門冬湯を五日分買い求めるも、やらねばならぬ事柄が未だ幾つ在ることやら...。こんな調子でわたわたする内、年末なんぞ「あっ」と云う間にやって来るのであろうよ。 ■先日会った小学四年生の女の子。アイドルや若いタレントには殆ど興味が無く、好きな俳優は北大路欣也。当然、同年代の友…

由無し事

|戯言| ■忍びちゃんの頭部に鼻先を寄せたら、昔のぬりえ帳みたいな匂いがした。若旦那のはバタートーストみたいな匂いだった。 ■夕刻近くに姿を見せる、例のへんてこ柄の黒白猫。最初はチビ雌猫だと想って居たのだが、徐々に距離を詰められるよになって来た最近では、何だか案外年増のよな気もするし、雄猫(もしかしたら去勢済み?)のよな気もする。そもそも野良なのか、何処かの外猫なのか。或いは、飼い猫だったのが家出したものか。幾ら間近で観察したとて、触らせて頂けるよな素振りも無く、尻尾が邪魔し…

由無し事

|戯言| ■NHK『ドキュメント72時間』が気に入りの番組である。先日の放送は、知って居る人は知って居る浅草の喫茶店”ロッジ赤石”の濃過ぎる三日間だったのだが、一夜明けた本日は、まさに当店が赤石状態(笑)。 定年退職後に毎日10キロ近く歩いて居ると云う愉快な小父さん(矢鱈多趣味で会話が豊富)を皮切りに、久々に来店した常連のYさん(兎に角娘婿の家が気に入らなくて、ひとしきり愚痴ってすっきりしたい)や、同じく常連で暇を持て余す組合の元会長さん(近頃では衰えが目立って同じ話のループ…

リア充様お断り

|戯言| 怒涛のお盆週間が嵐のよに過ぎ去った後の残骸を前に、只々消耗し切って、半ば阿呆のよな顔で放心して居る。嗚呼、長丁場だった...。 当店は、イーニドちゃんやナード君をはじめ、おたくカップル(或いは夫婦)や、仕事に疲れたお一人様社会人戦士、ママ友の徒党へ加わらぬハードボイルドな主婦の皆様など。日常で世間のリア充な人々とリア充的価値観に囲まれ、うんざりして疲れ果てた、所謂世間が”非モテ”と呼ぶ世界に住まう人々のための、ささやかな憩いの隠れ家であるので、他に幾らでも選択肢の在…

由無し事

|戯言| ■もう終いとなった七月の暦へ「気が利きすぎて間が抜ける」と云う諺が添えられて居たことに、今日気付く。何故、是なのか?*1 ■先日『BANANA FISH』を読み返しながら改めて想ったのだが、初めの頃の大友克洋チックな絵柄(個人的には好きだけど)のままだったら、後々作中でしきりに語られる魔性だ神の器だ云々のアッシュ伝説の説得力は、やっぱり薄かっただろなぁ、と。*2 ■八十年代漫画懐古に浸って、今日は細野不二彦『東京探偵団』を読んで居る。今読んでも洒落てるねぇ。 *1:…

黒の叫び

|戯言| 今日も又、忙殺されて心身ともに疲れ果て。 品川ナンバーのドイツ車娘どもの不躾に、 勘違い田舎カップルどもの無知に、 泣き叫ぶ赤子連れの友達母娘の横暴に、 只ひたすら耐え、ぐっと堪えて心の中で中指立てる。 Soundgarden - Black Hole Sunそんな真っ黒いオイラの安らぎアンセムじゃ...。

由無し事

|戯言| |蹴球| ■『クラウド・アトラス』のベン・ウィショーを観ながら、やっぱり”本物”は違うな、と想った。 ■NBCドラマ『ハンニバル』シーズン1をお借りし、連日満喫中。ミケルセン氏のレクター博士は素敵なお洒落さんなので、料理の腕前と共に、毎回のお召し物も愉しみなのだが、片やヒュー・ダンシー演じるところの、アスペルガーなグレアム君*1の服装ってのが、博士とは実に対照的で、何と云うか、いつも同じなのである。決して”同じのを着て居る”のでは無く、正確には”同じよなのばかりを着…

由無し事

|戯言| ■カラオケ(を歌わされるの)が心の底から大嫌いなのだが、組合の懇親会でどうしても一曲は歌わねばならぬよな流れとなり、仕方が無いので腹を括り、散々考えた末、越路吹雪の『サン・トワ・マミー』にしようと思ったら、どうやら機械の調子が悪かったらしく、結局カラオケは取り止めになった。命拾いした。 ■一時は止まって居たかに見えた忍びちゃんの成長が、最近になって著しく、これも漢方のお陰だわ、と嬉しく想うのと同時に、猫プロレスなどの様子を見るにつけ、若旦那が威勢負けして居るよな気が…

由無し事

|戯言| ■近所のスーパーへ出掛けたら、出入り口付近の地べたへ、やさぐれた小学生の兄弟がミニチュア・ピンシャーを連れて座り込んで居た。こう云っては何だが、高価な犬を養ってゆける程、暮らし向きに余裕の在る家庭の子供とは見えず、帰り道、犬の将来について暫し考えてしまった。 ■仕事を終えて帰ると、忍びちゃんの姿が見当たらないので、あちこち探して廻ったところ、何故かひっくり返った状態の若旦那用バックパック型キャリアの中に居た。しかも出てくる気配がまるで、無い。 ■忍びちゃんは”ビルボ…

由無し事

|戯言| ■歳の頃六十代後半と思しき女性客。この小母さんが物凄い陰謀論者なもので、遠い卓より聞こえてくる話の内容が、いちいち面白くって仕方がない。*1政治家某氏の病死一つ取っても「あれは秘密裏に殺されたのよ」 小母さんの手に掛かれば、一見ありふれた事故であっても単純な事件であっても、其処にはFBIだとかCIAだとかが関わる。まぁ、世の中のあらゆる出来事の後ろに国家規模の謀略が隠されて居る、と考えた方が、何やら人生も愉しくなりそうだなぁ、と思った。実際、小母さんは愉しそうである…

由無し事

|戯言| ■仕事と猫ばかりであっと云う間に、又ひと月が過ぎ、気付いたら今年も既に師走なのであった。まったく恐ろしいことである。 ■蜜柑は実に素晴らしい。手で簡単に皮が剥けて、そのまま食べられるし、小ぶりだからポッケにぽんと入れて出掛けられるのも宜しい。因みに拙宅では蜜柑を食べる際、広告紙で折った屑入れが活躍。 ■大根の味噌汁は飽きることが無い。大根を一抱え頂戴したのだが、飽きることが無いので一週間ずっと大根の味噌汁を拵えて居る。ええ、きっと明日も。 ■着物と云うと、もっぱら紬…

末期的

|戯言| 山ガールから始まった新種のウィルス(◆)が、 更なる進化を続けて猛威を奮い、近頃では ”ガールズキャンプ”だ”メルヘンキャンプ”だのと、 またもや深刻な感染被害を及ぼして居る模様です。 もし仮にですが、自分の設営したテントの近くで、 メルヘンな宴が催されるよなこととなったなら、*1 恐らく私には、アメリカバイソンたちの大群を 呼び寄せずに済ませられる自信が在りません。 是非ひとつ、ダウラギリや真冬の八甲田山などでも、 ”カワイイ”を存分に発揮して頂きたいものあります…

由無し事

|戯言| ■午後、歯医者に行ったら、待合室のベンチシートに居た五人の患者の内、実に四人が知り合いだった。左から順に挨拶していったのだが、最後の右端の人だけが知り合いで無かったため、互いに一寸気まずい感じだった。 ■小学校の校門の前に数名の母親たちが集まり、立ち話して居るのを見た。何れもスキニーパンツを穿き、キラキラだの撒菱だのがくっついたTシャツには「私は狂った少女です」とか「爆発!」「女狐的な女」など、其々に挑発的な声明が英語によって大きく書かれて在る。髪は勿論、スカスカに…

由無し事

|戯言| ■ノースリーブなんて着ない。否、着られない。 ■スキニーパンツなんて穿かない。否、穿けない。 ■昨晩、猫が何かを追っ立てて居たので、てっきりゴキブリであろうと高をくくって居たら、何と!見るもおぞましいムカデなのだった。「ギャア!あんた絶対触っちゃ駄目ー!」と左手で猫を制し、右手で近くに在ったリモコンを引っ掴むや、物凄い勢いで叩き殺し事無きを得る。あんなものが侵入して来て、平穏な家の中に居るなどと云うのは、恐怖の極みであり言語道断である。因みに、ムカデは蛾の次に嫌いな…

由無し事

|戯言| ■マッツ・ミケルセンが好きである。 ■マッツ・ミケルセンのことを考えて居る。 ■ゴールデンウィークとやらが肩で風切ってやって来る。大型だ大型だと皆にちやほやされ、どれほど偉いものだか分からぬが、私にとってゴールデンと云ったら、ゴールデンカレーとかゴールデン・ハーベストなので、ウィークなんて知らない。コミック雑誌なんかいらない。大人は判ってくれない。 |蹴球| カンピオナート第33節 ユヴェントス VS ミラン ユヴェントス 1 − 0 ミラン 何かいいことないか子猫…

由無し事

|戯言| ■件の裕福な御婦人より、更なる靴下の依頼を受ける。「編めるだけ編んで頂戴。全部買わせて貰うわ」編めるだけ編んでって…。せいぜい四〜五足が限度だろなぁ(笑)。兎にも角にも。裕福な人はお金に糸目を付けぬので、しっかり編んでしっかり代金を頂戴し、若旦那の保険代の足しとしたい。(このやる気ったら、タスキでも掛けたいくらいである。シュシュッ。) ■あまり好印象を持てずに居た人が、ひょんなことから猫好きと知れると、何やら急に親しみの湧くのは、実におかしなものである。尤も、猫好き…

最も素敵な手姿

|戯言| つい先頃。 自分の手姿の最も様になるのが、 ”中指を立てる”仕草である と云うことに気付いたのである。*1 何しろ、この私の手ときたら、 ごつごつと節ばって、ずんぐりとして、 何処をどうしたところで、 如何なる手仕草をとったところで、 ちいとも格好がつかぬのだけれども、 それが何故だか、この ”中指を立てる”手仕草についてだけは、 握った拳の塩梅と云い、 其々の指との兼ね合いと云い、 前後左右斜め何処から見ても、全く 惚れ惚れするよな姿なのである。 と、こんなことを…

由無し事

|戯言| ■さしみ遊園の壊れた換気扇を、本日ようやく買い替えて取り付ける。放置も放置したり、凡そ二年越し。 ■折りしも世はキリストの誕生前夜であったが、換気扇を買い求めに行ったホームセンターでは、早くも店頭に正月飾りが山と並び、その下へ置かれたラジカセからは、鏡餅を賛美する奇妙な歌が流れて居たのであった。 ■若旦那が自らの毛繕いの後、それを覗き込む主の頬もなめてくれるのは、恐らく親切心からである風なので、さすれば実に喜ぶべき、有難いことなのであろうけれども、何せ猫の舌と云うの…

由無し事

|戯言| ■心の平穏とお金とを、秤へ掛けずに過ごせる日は、果たしていつになったらやって来るのだろか。 ■近頃『税務調査官・窓際太郎の事件簿』における麻生裕未の怪演が度々話題に上る。 ■飛行機の搭乗に遅れそうになり、慌てて手荷物検査を通過しようとしたら、険しい顔の空港職員数名に止められて囲まれ、鞄の中身を見せろ、と凄まれたので、素直に従ったところ、鞄の中には何故か大量のみかんが詰め込まれて居り、これだけ大量のみかんを持ち歩くのは極めて悪質な違法行為である、と別室へ連行される。と…

由無し事

|戯言| ■あー調子狂うな。だから連休って苦手なのさ。 ■若旦那に「お座り」と「待て」を教えたところ、どうやら是を習得したらしい。さすが犬猫。ただし、おやつを貰うとき限定なので、その他のシチュエイションでは全く通用しない。 ■あまりの寒さに、いよいよ綿入れ購入の必要性を身に沁みて感じる今日この頃。駅前商店街の呉服屋の特売ラックに、確か茶色い縞のが下がってたっけな、と思い出す夜。

由無し事

|戯言| Yes, I'm mad about cats. Ja, Ich bin über Katzen verrückt. (つまり。差し当たって現時点では買う必要に無いと思われる新たな猫円座を買うための正当な理由を先週から延々と探して居る。)

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