双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

|庭仕事| の検索結果:

園芸覚え書

|庭仕事| 以下、作業日誌など。 【一月十日】 ■バラの剪定作業 『Mme.ピエール オジェ』(8号鉢) 『ヴィックス・カプリス』(8号鉢) 『サフラノ』(8号鉢) 『Mme.アルフレッド・キャリエール』(10号鉢) *鉢植えは全体の様子を見ながら、バッサリ1/2程度に剪定したが、壁面に這わせる予定の『Mme.アルフレッド・キャリエール』だけは、蔓バラの要領で軽めの剪定に。落葉せずに残って居た葉は、全て取り除いた。 『Mme.ピエール オジェ』(地植え) 『ラ・レーヌ・ビクト…

園芸覚え書

|庭仕事| 以下、作業日誌など。 ■キトサン溶液とニームオイル希釈液 キトサン+ニーム希釈液の葉面散布、及びニーム希釈液の灌水 *ハダニ被害の在る『Mmn.P オジェ』は特に念入りに希釈液を散布。多少の病害虫被害は在れど、概ねどのバラも元気な新芽を出しながら順調に育って来て居る模様。枝葉の込み合った株は、様子を見ながら少しだけ剪定し、風通し良く整理。 ■オールドローズ『サフラノ』の鉢替え 到着した大苗を、六号→八号相当の角鉢へ鉢替え。 *その後、キトサン+ニーム希釈液をたっぷ…

杏色のしみじみ

|庭仕事| 再開以来、せっせと進めて居る庭計画に伴い、既に幾つかオールドローズを購入した訳だけれども、その殆どが一季咲き*1なのである。こないだやって来た”Mme.A キャリエール”と、以前から在る古株の”リトルルチア”は四季咲きだが、前者は奥まった場所の黒焦げ荘専属だし、後者は残念なことに香りが殆ど無い(笑)。ううむ。やっぱり一つくらいは、香りの良い四季咲きが欲しいよなぁ...。 と、そこへ渡りに船!実に好タイミングで野暮用の臨時収入三千円を得たもので、件のゼラニウム”ミセ…

園芸覚え書

|庭仕事| ■バラ苗にキトサン溶液(+ニームオイル)を使い始めてから、三週間と少々*1。葉面散布を四回と、灌水を二回行ってきたのだが、ここへ来て俄然、若い葉が目に見えてわさわさと育ち出し、もりもりと元気になって来たのである。ハダニによる被害や葉焼けで、幾らかダメージを受けた古い葉と比べると、その差は一目瞭然。新芽もにょきにょきと顔を出し始めた。是は確かに効いて居る。すごいぞ、キトサン! ■コガネムシやヨトウムシ対策として、花壇の土へニームケーキ*2を梳き込んだのだけれども、そ…

健やか園芸倶楽部

|庭仕事| ■先日購入した清水園芸店の『キトサン溶液』は、バラの無農薬栽培を実践する人たちの間では有名な園芸資材である。カニガラのキトサンと酢酸からなる成分が、土中の善玉菌(放線菌)や微生物を増やし、又、株に散布することで植物自身が強く育ち、病虫害に負けない力を持つよになる優れもの*1。殺菌作用や病気の抑制作用も在り、灌水と葉面散布とを定期的に行なうことで、徐々にではあっても、しかしながら確実に効果が出て来るとのことで、園芸雑誌の無農薬バラ栽培関連記事でもその名がしばしば登場…

園芸覚え書

|庭仕事| 以下、作業日誌など。 【十月五日】 ■購入資材 清水園芸店『キトサン溶液』 1L 灌水:150倍希釈を月に二回 葉面散布:300倍希釈を週一回 トヨチュー『ウルトラニーム』 500ml 葉面散布:500倍希釈を週一回(害虫の多い時期は三日に一回程度) ダイコー『ニームケーキ』 2kg ノズル付きスプレーボトル バラ角鉢(10号相当) *葉面散布には、主に”キトサン溶液”と”ウルトラニーム”の混合希釈液を使用。スプレーでバラ苗の葉の表裏、幹や枝に満遍なく散布する。 …

園芸計画着々

|庭仕事| ■秋の長雨続きに悶々とつつも、少しの晴れ間を工面しての庭仕事。荒れ放題だった花壇に日々手を入れ、ようやっと以下の植栽に落ち着いた。様子を見ながらの変更は多少在るだろうし、現在は未だスカスカで株も小さいが、順調に冬を越して来年の春ともなれば、わさわさと緑が茂って賑やかとなって来るであろう。愉しみだ。 (拡大図はこちら→◆) ミント=チョコレートミント、アリウム=アリウム・ネアポリタヌム、HTバラ=品種不明現代バラ m.pオジェ=マダム・ピール・オジェ、ラレーヌv=ラ…

性悪の長雨とホビチュウ完成

|庭仕事| 暦は九月中旬なれど、まるで梅雨にでも戻ったよな 連日の雨続きである。否、今年は梅雨時期にだって 是程まで降らなかった筈だ。何しろここ一週間程、 お天道様らしいお天道様を見ていないもので、 地植えにしたオールドローズのお嬢さん方が 目下の心配の種である。一先ず、雨が止んだ後に 黒星病・うどん粉病予防の自然農薬を、葉面散布 するなどして様子を見て居るが、再び雨が戻れば 流されてしまうため、又同じ作業の繰り返し。 そろそろ、一日くらい晴れても良さそなものだが、 しかしま…

園芸覚え書

|庭仕事| 以下、作業日誌など。 【九月九日】 ■地植えのバラのための準備 定植位置(二箇所)を掘り返して用土を作っておく。内一箇所については囲いが無いため、ブロックで囲いを作る。 土作り:腐葉土、バーク堆肥、EM牛糞堆肥、京成バラ園”バラの培養土” *是らをしっかりと梳き込んで耕し、100倍希釈した木酢液をジョウロで散布。 *”バラの培養土”は半分を使用。(残りは植え付け時に混ぜ込む) 【九月十五日】 ■『ラ・レーヌ・ビクトリア』と『マダム・ピエール・オジェ』*1の地植え作…

暢気者の自然農薬

|庭仕事| 鉢植えは元より、庭の草木においても、殆ど化学薬品を使ったことが無い。化成肥料の類ですら滅多に施さない。そうとなれば当然虫にも食われるし、たまに何らかの理由でいつの間にか、ひっそりと消えてしまうものも在るが、それも自然の摂理のひとつ。云い換えれば、逞しく生き残って毎年元気に育つものが、ここの土と条件に適応したもの、と云うことなのであろう。極めて自然である。 唯一病害虫対策らしい対策と云えば、水遣りの際に木酢液を混ぜたり、是を希釈したスプレーを枝葉に散布したり、とそん…

園芸覚え書

|庭仕事| ここのところ暇なので、庭仕事が色々と捗る。 以下、作業日誌。 【九月六日】 ■自然農薬づくり 『ストチュウ』のための焼酎液の仕込み。 唐辛子10本、大蒜4片を刻み、ホワイトリカー500mlに一ヶ月程漬け込んだ後、是を濾して同量の米酢を加える。(更に同量の木酢液を加えても良い。)使用の際は必要に応じ、原液を水で100〜400倍に希釈。 『スギナ液』 スギナ100g、水1Lを弱火にかけて10分程煮出した後、是を濾して冷まし、黒酢(米酢)20mlを加える。希釈せず原液の…

バラも再開

|庭仕事| 庭弄り再開で日々せっせと汗を流し、日々様々に思案を巡らせるうち、やはりと云うのか当然と云うのか。次第にバラの不在が心寂しく想えてきた。数年前に突然枯れてしまった蔓バラ『ピエール・ド・ロンサール』は、毎年新緑の頃となると、薄桃色のそれはそれは見事な花を咲かせ、普段は地味な庭の風景に華やぎを添えてくれたものだった。強健で手の掛からぬ実に優れた品種で*1、十数年かけて大きく育ったが、恐らくは、その冬の外壁塗装作業の諸々でダメージを受けたのと、続く夏の異常気象の災いしたこ…

私の園芸書

|本| |庭仕事| 何れの本も、今から二十年近く前のものなのだが、現在に至るまで、幾度と無く手に取ってきたものである。ズボラ園芸を返上し、庭弄りを本格再開するにあたって、再び助けを借り、お世話になって居る。 RHS Encyclopedia of Plants & Flowers作者: Christopher Brickell出版社/メーカー: Dorling Kindersley発売日: 2008/03/03メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る私が…

ズボラ園芸返上

|庭仕事| 草花の育つに任せた放任主義、などと云えば聞こえは良いが、単にズボラから手入れを怠って居るだけなので、盛夏を過ぎた現在。ちりちりに乾いて枯れるものは枯れ果て、茂るばかりのものは茂るだけ茂り、いよいよ以って、にっちもさっちもゆかぬ有様となってしまったのである。 数年前の初秋の頃であったか。十数年かけて大きく育った、立派な蔓バラとローズマリーの大株が、あろうことか、突然に立ち枯れてしまったことで、すっかり気が抜けて、以来ズボラ園芸の一途を辿りつつあった訳なのだけれど、復…

貧乏園芸日和

|庭仕事| 本日中の陽気は初夏さながら。 午後に郵便局まで出掛けて、用足しした帰りがけ。 ふと目に入った道端のタンポポらに 「そろそろ庭も鉢植えも整えねばなぁ」と さぼり放題であった草花の手入れを思い出して、 途中園芸店へ立ち寄り、花苗を幾つか買い求めて帰る。 ちょいと暇を拵えて、久々の庭いじりとなったが、 季節は芽吹きから新緑へと移りつつあり、 花壇の雑草も、是に乗じて伸び盛りである。 鎌を片手にざくざくと引っこ抜き、粗方済んだところで 先程買い求めたタイムを、ぽんぽんと三…

若旦那、緑に憩う

|若旦那| |庭仕事| 大きくなった鉢植えの草花を、鉢換えのついでに株分けしてあったのが、程好く育ってきた。小さな鉢がちまちまと集まって居る様は、実に好ましいものであるが、あまり増え過ぎるとかえって収拾が付かず、見苦しくなってしまうと云うので、是ら株分けで増やした鉢植えを、拙宅の玄関前の踊り場へごっそり移し、若旦那のための、ささやかな憩いの場に仕立てることとした。*1 生きて居れば、人で無くとも憂さは積もる。瑞々しい緑に囲まれて、どうぞ心休めて下さいませよ、と云う訳なのだけれ…

清々しい心の行方

|庭仕事| 仕事の合間に、さぼり気味だった庭の手入れ。 小道に勢いよく茂り過ぎたキンポウゲ、 そしてそれらの隙間と云う隙間にびっしりと 生い茂ったドクダミやハコベなどの雑草を、 小型の草刈り機でもって大雑把に刈り込む。 花壇は花壇でノコギリソウが茂り過ぎ、 こちらは鎌でもって、やはり大雑把に刈り込むと、 埋もれて居たタイムが、ひよひよと顔を出した。 去年に植えた二株のジギタリスは、隣の セージ類と競い合うよにして育って居る。 数年前まで群生して居たネモフィラたちは、 いつの間…

ものぐさの庭仕事

|庭仕事| 長袖だ半袖だ、寒いの暑いのと気忙しく振り回されるうちに、季節はすっかり新緑眩しい初夏の佇まいへと移り、途端、草木の健やかに伸びゆく様には、いつものことながら心躍る。一方、昨年より殆ど手付かずで居た拙宅の庭はと云えば、グラウンドカバー代わりなどと云えば聞こえは良いが、その実、単なるものぐさから植えてあるノコギリソウとワイヤープランツが、必要以上に勢い茂り過ぎたがために、庭の八割以上を覆い尽くして占領。辛うじてテッセンと蔓バラ、カノコソウは是を逃れた風であるが、その他…

不精の緑

|庭仕事| 風も無く爽やかな午後、表へ出て庭仕事に勤しむ。 本来であれば、もっと前に済ますべき仕事なのだが、 スギ花粉となかなか上がらぬ気温のせいにして、 何やかや、すっかり放ったままにしてしまって居た。 足場の宜しくない所で、麻紐を手に脚立に登り、 バラの枝と複雑に格闘しながらの誘引に、 やや梃子摺る。その上いつもの不精で、 手袋はめずにやったものだから、あっちこち 引掻き傷だらけ。これも自業自得、と飲み込む。 それが終わって、次は花壇の一部を土起こし。 鍬でざくざくざくと…

薔薇の乙女殺人事件(時効)

|庭仕事| 「緑の指」 を備えて居る訳では、全く無いのだが、 志半ばにして草花を枯らした記憶は、然程無い筈。 だが、まことに不本意な例外がひとつ。薔薇である。 心ときめかせ手に入れた、乙女の如き薔薇たち。 それが、丹精込めて世話をする程、愛情を注ぐ程に 彼らは何故だか徐々に蒼ざめ、衰弱し、やがて その短か過ぎる生涯を終えたのだった。ううぅ。 おお。チャールズ・レニー・マッキントッシュ。 可憐な乙女と云うよりも、紅顔の美少年と云うべきか。 それに、ミニチュアローズのテディベア。…

緑の指と羊の毛

|本| |庭仕事| ku:nel (クウネル) 2008年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2008/07/19メディア: 雑誌 クリック: 22回この商品を含むブログ (35件) を見る英米園芸界の二大頑固バアさん*1、ローズマリーとターシャの居なくなった現在。両者共に、所謂プロフェッショナルな職業的園芸家でなかったことも、充分に興味深いが、それも踏まえた上で、あの二人に匹敵する頑固さと、或る意味での意地悪さ(笑)とを備え、「園芸的に正しいこと…

季節の向こうがわ

|庭仕事| 春を迎えても尚、寒さ和らぐ気配は希薄なままで、 季節に対して懐疑的にならざるを得ぬよな、 気紛れの日ばかりがずっと続いて居たけれど、 うっかりと寝過ごしかけた程、今日の天気は春らしい やわらかさと、清々しさに満ちて、芽吹いた鉢植えの 所々に残された枯枝が、やけにみすぼらしく見える。 家々のベランダや物干し場には、待って居ました とばかりに布団が干され、見渡せる範囲の殆どに 布団の並んだその様は、なかなか壮観と想う。 布団も表に出れば、人も出る。日中はそこそこ忙しく…

庭と人

|庭仕事| 庭と一口に云っても、広い庭から猫の額程の庭まで、 それこそ千差万別。つまりは、庭の持ち主と同じ数の 其々に異なった庭が在る、と考えて良いかも知れぬ。 庭の形態。植物の選び方。手入れの仕方。等など。 きちり隅々にまで手の入った庭も在れば、 手入れは程々に、自然な風情の庭も在る。また、 庭への接し方はそのまま、庭と云うものに対する その人の想いや考え方、と捉えることもできる。 いつだったかも書いただろか。 庭とは、その持ち主を映し出す、云わば鏡のよなもの。 つまりは、…

<