双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

冒険チャリがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!

|モノ|


JAMIS『Renegade S4』本日納車!
( ヘッドバッヂ、渋くてかっけー )

当初の予定通り二週間。待ちに待った新たな仲間が、飛脚便のトラックに乗っかってやって参ったYO。例の如く名前は既に決めてある。名付けて『グワイヒア号』
そう。中つ国の大鷲の親分であるところの、皆大好き「風早彦・グワイヒア(Gwaihir the Windlord)」殿から頂戴した次第。とは云えまぁ、何せ乗り手がこの私なので、疾風の如く…とはゆかぬ訳だけれども(笑)、懐のでっかい頼もしさと力強さとやさしさと。新しい仲間にぴたりの実に相応しい名前じゃないかな、と思って居る。フフフ…。


改めまして。こちら『グワイヒア号』

武骨で堂々としながらも、不思議とやわらかさも感じられる全体の佇まい。
質実剛健な米国製、と云った感じが如何にもホビ好みなのである。
いやあ、良いねえ。


注文からお届けまでの万事、さすがに大手のスポーツ自転車専門店だけあって、間違いが無いと云うか、梱包から問い合わせの返答から、逐一きちり丁寧で感心であった*1。できるだけ箱が小さくて済むよに、との配慮からだろか。予め購入者の体躯に合わせて組み立て調整済みのところを、再度前輪とサドルのみ外した状態で送られて来るため、取り付けは自分で行うべし。
簡単な作業なので手間は掛からず、凡そ15分程度で作業完了。ブレーキレバーのリーチだとか、サドル位置だとかの細かい調整は追い追いやるとして、午後は案の定バタバタと忙しくなっちゃったものだから、愉しみだった試走はお預け。トホホ…。


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あちこちいろいろ。



ステムとハンドルは「RITCHEY」(正面から見るとお馴染みの素敵な刻印が。)フレームは「REYNOLDS」520 のクロモリで、フロントフォークのみカーボン。変速機は「SHIMANO」Sora 2 x 9速。ギア比とかああだこうだあまり考えないし(笑)、私には十分である。タイヤは「WTB」Byway 650b × 40c のサイドスキンで、砂利道も舗装路も是一本の程好いゴツさが格好良い。チューブレス化もできるが私はクリンチャー派なのでそのまま使う所存。
ブレーキについては今までずっとリムブレーキだったので、ワイヤー引きのディスクブレーキ*2が何だか新鮮で嬉しい(笑)。それと、忘れちゃならないのがミラー。右バーエンドにキャットアイの小ぶりなのを装着。格好悪いとか何だとか云う人が在るけれども、後方確認の際は是が在ると本当に助かるし、何より安全と命には代えらないヨ!



是、フロントフォークの下の方。実は等高線が模様になって入って居るのダ!地味過ぎて分かりにくいのが、かえって魅力(笑)。


古森号から移動したモノたち。

ボトルケージとサイコンは取り外してこちらへ。いざ付けてみたは良いけれど、あんまり似合わなかったのよねぇ(笑)。古森号は色々背負わせたりくっつけたりせずに、身軽で自由な感じの方が断然素敵なんだね。フロントライトはわざわざ新調せずとも、どちらにも台座が在るので兼用とした。


又「アドベンチャー・ロード」と云うだけあり、荷物積載のためのラックやキャリア、台座を取り付けたり、と工夫次第で様々に使えるダボ穴の実に豊富なこと!古森号には気の毒だったフレームバッグやフロントバッグも、気兼ね無くくっ付けらる。荷物を背負ってなんぼの自転車って訳だ。頼もしいことです。


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一目見てすぐに、是に乗ってみたい!遠くへ、山へ、そのとき行きたいと思った場所へ、この自転車で行ってみたい、と思った。木々に囲まれた未舗装の山道も、今までなら諦めて居たよな場所も、この自転車と一緒だったら行けそうな気がする。頭の中へ具体的なイメエジを鮮明に浮かべることができる。子供みたいに胸が躍る。心の底からワクワクする!こんな気持ちになった自転車は、恐らく是が初めてだったろう。
嗚呼。日帰りのツーリングへ出掛けたり、山まで行ったり、行こうと思えば何処へも行けるんだなぁ……とは云えど。グアイヒア号に乗っかれば、ひゅんと何処かへ連れてってくれる訳じゃない。肝心の動力はこの私自身。己の脚力と体力がそこへ伴ってはじめて実現する、二人三脚なのである。自転車負けせぬよに、せいぜい精進せねばなるまいな(笑)。

*1:会員特典も在るし、電話やメールなどで購入後のサポートも受けられるみたいなのだが、自転車を直接持ち込んで不具合などをみて貰ったり、知りたい事柄を気軽に尋ねるなどできぬのは、電脳通販だから仕方が無いかな。でも、大手故の圧倒的な安心感は確かに在る(笑)

*2:メンテナンスはどちらが楽なのだろか。まぁ、どちらにも一長一短在るだろうとは思うが、やはり気になるところである。

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